寝たきり社長の生い立ち、病名、会社はどんな会社?夢の扉に出演。

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寝たきり社長の生い立ち、病名、会社はどんな会社?夢の扉に出演。

2016年1月17日(日)  18時30分から放送される番組『夢の扉+』

中井貴一、坂口憲二、向井理が週代わりで、今の日本を元気にしてくれる経営者、研究者、スポーツ選手を選んで密着するドキュメンタリー番組。まだまだ日本は捨てたもんじゃない!と、月曜日からがんばれるような、そんな番組です。

今回、特集される『寝たきり社長』重度の難病を患いながら、病気を言い訳にせず、むしろ”強み”として押し出す若き経営者、佐藤仙務さんに密着するようです。普段、なかなか行動できないことをついつい”環境のせい”にしてしまいがちなのですが、こういった方を見るたびに、自分の中にある壁が薄くなるようで、元気になれます。

今回は、この寝たきり社長『佐藤仙務』さんにスポットを当てていろいろ調べていきたいと思います。

 

『寝たきり社長』佐藤仙務さんの生い立ち・プロフィール

出典:株式会社仙拓HP

名前:佐藤仙務

年齢:23歳

出身地:愛知県の東海市

1991年に、男3人兄弟の3番目の末っ子として生まれる。しかし、お母さんが他の兄達と比べて成長のスピードが遅いと感じ始める。1歳になってから病院で検査をすると、『脊髄性筋萎縮症』という、10万人に1人が発症するといわれる難病だと診断される。

『脊髄性筋萎縮症』とは、SMAとも呼ばれる。脊髄の運動神経細胞(脊髄前角細胞)の病変によって起こる神経原性の筋萎縮症のこと。簡単に言うと、筋肉がだんだんとやせていってしまう病気。

この時、将来一緒に会社を立ち上げることになる現在の共同経営者、松元さんと出会う。松元さんも同じ『脊髄性筋萎縮症』を患っていた。

高校3年生、18歳のときに、「どうしても僕も働いて世の中の役に立ちたいし、働くという当たり前のことがしたい」と考えた佐藤さん、同じ境遇の松元さんと一緒に「仙拓」というホームページと名刺を作成する会社を立ち上げる。

なかなか仕事が来ない中、生涯を持っていることを広く知ってもらおうと「寝たきり社長」を名乗り、そこから少しずつ仕事が回り始める。

21歳のときに最初の本『働く、ということ』を出版。2014年6月2冊目の本『寝たきりだけど社長やってます』を出版。

現在は、両方の親指を1センチ弱動かせるのみ。

 

『寝たきり社長』佐藤仙務さんの会社はどんな会社?

ホームページと名詞を製作する会社ということで、調べてみたらありましたありました。

株式会社 仙拓 http://sen-taku.co.jp/

sentaku

現在も名刺、ホームページの製作を行っていますが、名刺管理サービスなどもやっているみたいです。

面白かったのが、『仙拓レンジャーズ名刺』というもので、この名刺を注文すると、その売り上げの一部が障害を持った方の給料になるというサービス。名刺は繰り返し注文するものだからこそ、継続して障害を持った方の仕事に寄与することが出来るということなんでしょうね。

名刺のデザインの特徴はとにかく「インパクトのある名刺」、デザインだけでなく、材質にもこだわった名刺を作ることが出来ます。またHPにしても、”障害を持っているからこそわかる”ことをHP製作に活かしているということです。

最近、社員に”重度障害者”さんを雇用したそうです。

 

佐藤さん、とにかく行動力がすごい!!

上の生い立ちをさらっと見ているだけでも、佐藤さん、かなり行動力があります。

働きたいと思った → 会社を興した → なかなか売り上げが上がらないから『寝たきり社長』を名乗って宣伝に利用した → 上手くいってきた →本を出すのが夢だった → 本を出した → 障害者の雇用を生みたい → 会社で重度の障害を持った方を雇った

と、思ったらすぐ行動。すごくシンプルに見えますが、この”→”の間にはいろんな苦悩や挫折もあるはず!なのにそれを感じさせないし、行動がとにかく早い!

 

サイボウズ株式会社代表取締役社長、青野との対談も・・・。

設立わずか9年という早さで東証一部上場を果たした、サイボウズ株式会社社長の青野慶久さんと、佐藤さんが対談をしたのですが、この対談も佐藤さんの”行動力”から実現したらしいです。

本が出た直後だと思うんですが、佐藤さんからFacebookのお友達申請が来ました。私もう毎日何人もFacebookの申請が来るんで、あまり正直見てなくてですね、とりあえず承認みたいな感じだったんですね(笑)。その後メッセージをいただいて。「僕、こんな本を書いたんです。もしよかったら読んでもらえませんか」って。『寝たきりだけど社長やってます』っていう本が来て、なんと怪しい人だと(笑)。なんというすごい押し売りだと思って、でもとりあえず読んでみようかなと思って、じゃあ送ってくださいぐらいで読み始めたら、僕、泣いちゃいまして。出典:ログミー

いろんな人の伝記などを読んでいると、目標に対して”一直線”なんですよね。佐藤さんも、青野社長にいきなり本を送ってるし・・・。目標に対しては”最短距離”で行くのが、やっぱり一番早いんですね。見習おう!!

こうやって、直接人に対してアプローチしていくことに抵抗はないか?怖くないかと聞かれた佐藤さん、こんな風に応えていました。

やっぱり僕もちょっと自分の中で躊躇するというのは、多少はあるんですけど。昔だったら自分から連絡を取ることというのはできなかったと思うんですけど、今の時代だからこそ、ネットを使って人にアクセスすることができるので、これは活用しないともったいないなという思いは僕の中で強いですね、気持ちとしては。出典:ログミー

やっぱりこういう人も、いったん躊躇したりするんですね。

 

安倍総理とも会ってる(笑)

佐藤さんの行動力、安倍総理をも動かし新宿御苑で行われた「桜を見る会」に出席しています。安倍総理も、出版した本を読んでくれたのだといいます。本当に、すごい行動力だと思います・・・。

 

その行動力の”原点”は?

さて、佐藤さんのその”行動力の原点”はどこにあるのでしょうか?佐藤さん、こんなことを語っています。講演会にて、「働くのが怖い」という質問者さんに対して応えていました。

僕は失敗したらどうしようという怖さより、このまま会社を立ち上げずに、自分は働かずに家にいて、誰も僕のことを知らないまま死んでいくということを考えたほうが、だんだん怖いなと思って。やっぱり生きているなら、自分の名前って皆さんに覚えておいてもらいたいし、男なら夢を持ってでかいことをやりたいというのはあると思うんで。僕の場合は、働かないことの怖さというほうが大きかったです。出典:ログミー

筆者としては、働けなくなったこともないし、特別意識したことはありませんでしたが、障害を持っている人もやはり「人の役に立ちたい・働きたい」と思っているものなんですね。

社会とかかわる為に仕事をする。定年で仕事を辞めたと単に元気がなくなる人がいるけど、働くって言うのは、人間にとって、今の自分が思っているよりも、大切なことなのかも知れないと、思いました。

 

障害者だからって、優遇しない。

もうひとつ印象に残ったことを。

佐藤さん、人を雇っているらしいのですが、時給は800円。障害があって、一日1時間しか働けない人にも、時給800円。そのことでネットで叩かれたりもしたらしいです。

しかし、障害を持っていても持っていなくても、やった仕事に対して払う金額は同じ。障害者だからって優遇したら、それはその人にとって失礼!と考えて働いて貰っているんだそうです。

もちろん、安く使っているということではなくて、その人の仕事に対する正当な”対価”としてお金を支払いたいという気持ちがあるんでしょうね。

 

まとめ~なんだかすがすがしい気持ちになった~

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障害を持つ人に対して、どうしても”かわいそう”と感じている自分がいますが、佐藤さんを見ていると、「何だ、普通の人じゃん」と思えてきました。体を動かすのがちょっと難しい、”普通の人”。もちろんいろいろ苦労はされていると思いますが、生涯を持った人を「障害者」というくくりで括ってしまうことが、そもそも間違っているのかな?と感じました。

障害者の中にも、いい人や、嫌な人や、性格のいい人もいれば、悪い人も、怠け者も、働き者もいるんだなと、そう感じました。

1月17日(日)  18時30分から放送される番組『夢の扉+』が放送されますが、チェックしてみたいと思います。

 

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