ドラマ『ブラックペアン』原作との違いをまとめ!主役が違う人?

2018春ドラマ
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こんにちはうさぎ♪です。

2018年4月から始まるドラマ『ブラックペアン』

TBSの人気ドラマ枠『日曜劇場』のドラマ。主演に二宮和也さん、共演者には竹内涼真さんやそのほか豪華なキャストで話題を呼んでいますが、原作も「チームバチスタ」シリーズの海堂尊さんということで、内容的にもかなり期待できそうです。

 

実はこのドラマは始まる前に予習をしようと思って原作を読んでみたのですが、今回のドラマ化に向けて、内容がかなり変わっているなあという点が多数あったので、ここで挙げてみたいと思います。

 

ネタバレはしない程度に内容に触れていこうと思います。

 

ブラックペアン葵わかな。竹内涼真の〇〇役で炎上必至?ネタバレあり。

ドラマ『ブラックペアン』原作のあらすじとネタバレ・解説!主人公が違う?

 

 

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ドラマ版と原作の小説版との違いは?

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では、ドラマ版と小説版との違いを一つずつ上げていこうと思います。

 

1、そもそも、主役が「渡海征司郎」じゃない?

まずは一番大きな違い!そもそも、原作の小説『ブラックペアン1988』の主人公は、今回のドラマの主役、嵐の二宮和也さん演じる「渡海征司郎」ではありません。原作での主役は、世良雅志という、ドラマでは竹内涼真さんが演じる、大学病院の”研修医”の視点が主になって物語は描かれていきます。

 

病院という善と悪が入り乱れたような環境に飛び込んでいく若者の葛藤や、それぞれの考えを持つ医師たちに影響されながら成長していく世良を通して物語は進んでいくのが、原作の小説のお話。

 

今回のドラマでは、主役が天才外科医の「渡海征司郎」ということですが、原作では、いくつかいる魅力的なキャラクターの一人として登場するだけの存在。確かに物語の中心を担う人物ではありますが、謎が多く、人間性も決していいわけではないので、今回「主役」として二宮さんが演じるということに、ちょっとだけ驚いています。

 

ドラマの紹介にこんな文章があります。

 

技量に左右されず誰でも扱えるという心臓手術用の医療機器に、外科医として手術の工程の一部を本当に任せることが出来るのか? この技術導入に裏はないのか…? と疑い、反対する渡海の闘いが始まる。
そしてこの闘いは技術導入だけの問題にとどまらず、病院・研究室と製薬会社、医療機器メーカー、そして厚生労働省などとの癒着問題にまで発展していく。外科医としてのプライドを守ろうとする渡海が嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい、新技術導入を巡る様々な不正や隠された過去を暴いていく、痛快な医療エンターテインメントドラマだ。
出典:http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/

 

「大学病院という巨大な組織に真っ向から立ち向かい」という、まさしく「ヒーロー」みたいな役柄だとドラマの紹介では書かれていますが、原作では全くヒーローではありません(笑)

そのあたりの違いがどんなふうになるのか、ちょっと楽しみではありますが・・・。

ブラックペアンで二宮和也演じる渡海。原作ではただのエロおやじ?

 

2、渡海征司郎の「お母さん」が登場する?

上でも触れましたが、原作とドラマでは主役がちがい、ドラマ版では「渡海征司郎」が主役になります。ドラマ化に向けて、かなり大きな変更ですが、主役としての厚みを持たせるためなのか、それとも主役の「人間らしい一面」も描く必要があったのか、渡海征司郎の「母親」という、原作にはないキャラクターが登場します。

 

キャラクター紹介にはこうあります。

 

原作には描かれないオリジナルキャラクターとして渡海の母・渡海春江とかい はるえ役に倍賞美津子。外科医としてのプライドから組織や医療業界との闘いに身を投じていく渡海が唯一心を許せるのが、母・春江の存在だ。倍賞と二宮は映画「大奥」(2010年)でも母子を演じており、今回は2度目の共演。渡海の人間らしさが垣間見える母子のシーンに期待がかかる。
出典:http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/

 

ただ、原作の小説では、渡海の「父親」が、物語の重要な要素を担っていて、父親の存在がないと、物語が成立しないような内容になっています。
ということは、小説で「父親」がいなっていた役割を、「母親」が担うということになるのでしょうか・・。

 

原作では、渡海の父親も医者でしたが、倍賞美津子さん演じる渡海の母親も、もしかしたら女医さんなんでしょうかね?

 

この辺りもどう描いていくのか、楽しみではありますね。

ブラックペアン母親役の倍賞美津子。原作ファンには不評?

 

3、猫田さんがいない?

原作では、猫田主任という、いつも昼寝をする場所を求めてさまようナースがいます(なんだそりゃ)。昼寝ばかりして婦長さんに睨まれている猫田さんですが、あだ名で「ネコ」と呼ばれて親しまれています。昼寝ばかりしていますが、仕事になると手際が良く、要領よく立ち回るので、医師からの信頼は厚いタイプのオペナースさんです。

 

さて、こんな素敵なキャラクターの「猫田」さん、誰が演じるのかというと、キャストに出てきていません・・。

 

確かに脇役ではありますが、世良の相手役になる花房美和のキャストは決まっているのに、猫田さんのキャスティングはまだなのか?と疑問に思います。人気のあるキャラクターだと思うのに・・・。

 

原作では、唯一渡海の理解者として描かれていた猫田さんですが、ドラマ版に出演するのかどうか?今から楽しみですが・・。

 

 

4、登場する「新技術」が「食道自動吻合器」でなく「心臓」用。

この『ブラックペアン』という物語は、「医者の技術」と「医者の腕を必要としない新技術」との関係を描く作品なのですが、その点においては原作もドラマ版も共通していると思われます。

 

出てくる新技術の名前も「スナイプ」という名前なので、器具の形もおそらく同じようなものになると思うのですが、原作では「食道自動吻合器」として登場するスナイプ、ドラマでの手術対象が「心臓」になると書かれているという点が、原作とドラマとの違いです。

 

この改変については、どのような理由があるのかはわかりません。ドラマを見たらその理由が明らかになるとは思いますが・・。単純に、「胃とか食堂とかよりも、心臓のは派手でよくね?」という理由だったら嫌ですね。

 

5、帝華大学外科教授、西崎啓介という新キャラ。

ドラマ版にて新しく出てくるキャラクターは渡海のお母さんだけではなく、新技術「スナイプ」を持ち込む高階の元いた大学、帝華大学の外科教授、西崎啓介という新キャラが登場します。

 

どうやらドラマ版では、渡海達がいる東城大学と対立する帝華大学という構図になりそうですね。

 

新技術を世に広めていきたい帝華大学、そして、医者の技術にこだわり続ける東城大学、原作版でははっきりとした「対立」として描かれてもいませんでしたし、西崎啓介というキャラクターも出てきていなかったので(名前くらいは出ていたかも知れませんが・・・)kのあたりもドラマ化にあたっての改変の一つですね。

 

 

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まとめ

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こうして見てみると、かなりドラマ化に際しての改変やマイナーチェンジが多めですね。

 

ドラマが始まってみたら、また新たな「原作との相違点」が見つかるかも知れないので、見つかり次第更新したいと思います。

 

まだドラマは始まっていませんが、ドラマ版のブラックペアン、原作とは結構違ったお話になりそうな雰囲気です。まあそれはそれで面白いと思うので問題はありませんけどね。

 

というわけで今回は以上です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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