2016朝ドラ出演の木村多江がヒロイン高畑充希に感じた「運命」

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木村多江さんの背負い続けた「罪」とは・・・。

2016年春のNHKテレビ小説、通称「朝ドラ」のタイトル、出演者が決まりました。その名も「とと姉ちゃん」現在も続く雑誌「暮しの手帖」を創刊した花森安治と大橋鎭子の生涯がベースになった物語。ヒロインも高畑充希さんに決定し、11月から撮影を開始するそうです。出演者の方々も、記者会見で発表され、それぞれの意気込みを語っていましたが、ヒロインの母親役を演じる木村多江さんおもしろいことを言ってましたが、この木村多江さん、意外というかなるほどというか、「罪悪感」に長く苦しんでいた時期があったそうです。そのあたりのことをいろいろ調べてみました。

木村多江さんプロフィール

木村多江(旧姓)

生年月日 1971年3月16日(44歳)

出生地 東京都

身長 162 cm

血液型 A型

事務所 融合事務所

特技は日本舞踊、バレエで、非常に数多くのドラマや映画に出演。「日本一不幸が板につく女優」として有名・・・。

ドラマ『リング〜最終章〜』と『らせん』での貞子役で注目された木村多江さんですが、朝ドラ「とと姉ちゃん」の記者会見でちょっと面白いことをおっしゃってました。

今年に入ってから、テレビで高畑さんを見る機会があり、なぜか彼女の事が気になっていたのですが、今回お仕事をさせていただくと伺って、「あっ、私は彼女ともう通じあっていたのか!」と勝手に思い込んでいました。「とと姉ちゃん」は、とても温かくて、今の時代にちょっと忘れかけている、本当に日常のささいな事を大切に生きている人たちの話です。現場でもあたたかい空気でやっていけば、きっと映像を通して皆さんに伝わるんじゃないかと思い、頑張っていきたいと思います。

それに対してヒロインを演じる高畑充希さんはこう返していました。

ヒロイン・小橋常子役を務める高畑は、「キャスト表を先日いただいた時に、開いた瞬間、すごくわくわくしました。木村多江さんに運命感じてるって言われて舞い上がってます。放送はまだ先ですが、そろそろ撮影も始まるので、気合いを入れて、でもなにより楽しんで、みんなで肩組んで楽しく長丁場をやり抜きたいと思います」と笑顔で語った。

 

実際に出演者が決まる前から木村さんは高畑充希さんに何かしらのシンパシーを感じていたそうなのですが、それを口に出していってしまうあたりが面白いなあと思って取り上げてみました。直感やシンクロニシティに対して敏感な方なんでしょうね。

 

木村多江さんは本当にいい人・というか普通の人・そして、気持ちの綺麗な人。

こんな発言の木村多江さんの性格はどんな感じなんだろうと調べていると、映画監督の橋口亮輔が映画「ぐるりのこと」を撮影した際のエピソードを語っていました。

リリーフランキーさんが、「女優はみんな性格が悪いと思ってたけど、木村さんはいい人だ」と冗談で笑っていたが、多江ちゃんは本当にいい人だ。というか普通の人だ。そして、気持ちの綺麗な人だ。

~中略~

ある時、女性スタッフ数名が僕のところへやってきた。何事かと思ったら、口々にこう言った。
「監督、お願いだから木村さんに言ってやって。もう役作りしないでいいって言って」と。最初、何のことか分からなかった。聞くと、多江ちゃんがどんどん痩せていってるので、女性スタッフが心配し、見るに見かねて僕のところへ来たのだと言う。その事を多江ちゃんに話すと、「私より、監督の方がどんどん痩せていってたもん」と、後で多江ちゃんと笑ったのだが、本当に身を削る撮影だったと思う橋口亮輔「まっすぐ」

演技に関しては、かなりストイックな面もある女優さんなんですね。それにしてもリリーフランキーさん、「女優はみんな性格が悪いと思ってたけど」って、やっぱり女優さんてみんな性格わるいのかな・・・。ストイックに作りこむというよりは、「役に入り込んでいってしまう」といった感じなのでしょうか?実際に筆者も映画「ぐるりのこと」を観ましたが、すごい迫力だったことを覚えています。心を引き裂かれるような、あまり何度も観たくない場面でした。

 

木村多江さんは、ちょっと「見えちゃうひと?」

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木村多江さんが美輪明宏さん・江原啓之さんの「オーラの泉」に出演された際、なくなったはずの「父親」が見えた、とおっしゃってます。

「舞台で、音楽と音楽の合間に私がナレーションをするという構成だったんですが、私がナレーションを読んだとき、客席の一番後ろの席に、父がスーツを着て座っていたんです」「オーラの泉」~木村多江さんの回のくわしい内容です。

以前からわりとスピリチュアルなことに惹かれていたらしく、お父さんがいるのを目にしても、特に驚かなかったらしいです。現在の旦那さんのプロポーズも、「最初は断ろうと思っていたのに、父に逆のことを言わされた」とおっしゃってますし、見えたものや体験を、あまり大騒ぎせずにそのまま受け止めているといった印象です。

 

父の「死」に覚えた罪悪感と、自分を責め続けた過去。

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この人の演技には、何かふかーいモノがあると普段からなんとなく感じていましたが、21歳のときに父を亡くし、その理由を「自分のせい」として苦しみ続けた、というより、その罪を背負い続けた過去があるというのです。

木村「父の死は、自分のせいだから、自分はその罪を償わなければならないと思って…。恋愛でも不幸だと安心するから、敢えて自らそんなことを選択していたんです」
国分「何故ですか?」
木村「父は突然死だったんです。父にストレスを貯めさせたのも私、最後に電話したのも私。母を苦しめてしまいました」
国分「自分が不幸になっていけば、それが償えると思ったんですね」
木村「母を幸せにすることが私の勤めだと思います」
美輪「原罪意識ね。自分に死刑を宣告したのね」
木村「死ぬ方が楽だと思いました。でも、母を悲しませられないし…」「オーラの泉」~木村多江さんの回のくわしい内容です。

最近になってあるドラマを演じ、自分を追い詰めて追い詰めて、人を殺してもおかしくないくらいになり、その峠を越えてから、ようやくつじつまが合って感謝できるようになったのだといいます。そういう「精神のぎりぎりのところ」を乗り越えてきた女優さんだからこそ表現できることがあるんでしょうね。自然と不幸な役が多いのにも、うなづける・・・。

 

まとめ

とと姉ちゃんの記者会見の際には「この人何言ってるんだろう?」と単純な好奇心からいろいろと調べてみましたが、壮絶に苦しんだ過去があったんだと知り、また違った見方で木村多江さんを見ることが出来そうです。みんな、いろんな事情で苦しんだりしてるんだなあ。みんなおなじだなあ・・・。

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