こんにちはうさぎ♪です。
このページでは、ドラマ『ブランケットキャッツ』1話のあらすじ、ネタバレ、感想をまとめてみようと思います。
沢山の猫が出演するドラマですが、原作は重松清さん。主演に西島秀俊さんを迎え、可愛い猫に癒されつつも温かくも深いストーリーに、癒されたり泣かされたりする素晴らしいドラマです。
筆者も実際にみてみて、感想を書いています。ドラマを見る際の参考にしていただけると幸いです。
『ブランケットキャッツ』の視聴率と評価。西島秀俊×猫=反則?
『ブランケットキャッツ』島崎遥香(ぱるる)の演技が可愛いと絶賛!
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ドラマ『ブランケットキャッツ』1話『身代わりのブランケットキャット』のあらすじ。
まずは簡単なあらすじから。
椎名秀亮(西島秀俊)は、小さな家具の修理工房を経営しながら、妻(酒井美紀)が残した七匹の猫たちの新しい飼い主を探していた。秀亮の幼馴染で、近くの動物病院の院長藤村美咲(吉瀬美智子)は、妻の死から立ち直ろうとしない秀亮を心配し、診療時間中でも秀亮の様子を覗きに来ていた。ある日、祖母(佐々木すみ江)が大切にしていたロンロンという猫に、そっくりな猫を探しているヒロミ(蓮佛美沙子)という女性が訪ねてくる。秀亮はヒロミの家が猫を飼うに相応しい家かどうか見極め、猫をヒロミに預ける。愛猫との再会を喜ぶ祖母は、ヒロミの婚約者と会いたいと言い出すのだが…。
出典:http://www.nhk.or.jp/drama10/blanketcats/html_blanketcats_story_01.html
あらすじはこんな感じです。
では、1話のネタバレを見ていきましょう!
第1話『身代わりのブランケットキャット』のネタばれ。
このドラマ、まずは西島さん演じる椎名という男が、家具店で丁寧に猫の世話をするところから始まります。この時点では明かされていませんが、どうやら2年前に奥さんを交通事故で亡くしているらしい。
それまでの椎名は、家庭を顧みず、猫の世話など一切することのない人間だったが、奥さんの死をきっかけに仕事を変え、家具店を営みながら奥さんが可愛がっていた猫を世話することに。
2年間ずっとそんな生活をしている椎名を見かねて、隣に動物病院を開業している幼馴染の藤村美咲(吉瀬美智子)は、猫の里親探しを半ば強引に手伝うことに。
ただ、椎名は猫が安心して幸せに暮らせるかを心配するあまり、猫を見に来る人に対してきびしめに接していた。結果、なかなか里親が見つからない状態が続いていました。
そんなある日、一人の女性、ヒロミが椎名のもとに。
話を聞くと、おばあちゃんを施設に預けることが決まり、最後に家で家族水入らずで過ごしたい。けれどおばあちゃんが可愛がっていた猫、ロンロンは3か月前に死んでしまった。おばあちゃんが家に帰ってきたときにショックを受けるといけないし、最後くらいは家族で楽しく過ごして、見送るようにしたい。
どうやら椎名の猫の中に、その「ロンロン」と瓜二つの猫がいるから、飼いたいと申し出てきます。
身代わりなことに納得のいかなかった椎名だが、その後もきちんと世話をするというヒロミに対して「トライアル期間」と称してある条件を提示する。
トライアル期間は3日間、猫と一緒に寝ちゃダメ。寝るときはバスケットに。あと、こっちで使い慣れた毛布を使うこと。餌も猫砂もこちらで用意するもの以外は使用しない。など。
極めつけは、「条件に合う場所か調査する」と、ヒロミ、家に一緒に行くという徹底ぶり。
身代わりの猫が見つかったヒロミだが、家族から「おばあちゃんが、長野さんに会いたがってる」という話を聞く。長野さんとはヒロミが結婚を前提に付き合っている男性の事。しかし、なんだかんだすれ違いがありヒロミはすでに「長野さんとは自然消滅している」と感じている。
連絡しようか迷っていたが、結局電話をかけることができなかった。
おばあちゃんが家にやって来た。
ヒロミはおばあちゃんを施設に入れることが納得いかないが、どうやら夜中に徘徊するまでになっているという。家族の負担を考えたら、仕方ない事なんだと、納得しようとしている。
そんな思いも手伝ってか、おばあちゃんにどうしても安心してもらいたいヒロミ、今度は椎名に「婚約者の長野さんの代わりをしてほしい!」ととんでもない提案をする。
押しの強いヒロミに押し切られる形で、椎名はおばあちゃんのいるヒロミの家に・・。
行くと、猫はすっかりおばあちゃんになついている様子。家族での食事の際も、椎名は長野さんを演じ切り、おばあちゃんも信じている様子だった。
しかし、食事の最中、質問の受け答えから何かを感じ取ったおばあちゃん、急にテーブルの上の食事を乱暴に食べ始める。父親が食べるのを止めても一向にやめようとしないため、父親はついおばあちゃんに怒鳴ってしまう。すると、おばあちゃんはその場でおしっこを漏らしてしまう。
一家団欒は一変、暗い雰囲気に包まれてしまった。
少しして、おばあちゃんも落ち着いたころ、椎名はおばあちゃんに別れを告げて帰ろうとした。するとおばあちゃんが「いいんですよ、喧嘩しても。夫婦になるならね、若い人はもっと喧嘩したほうがいい」と椎名でなく、ヒロミに向ってつぶやいた。
家を出る椎名を見送るヒロミに対して椎名は「ボケてるからって、何もわからないわけじゃ無かった。自分の下手な演技なんて、全部お見通しだったってことだな」とその場を後にする。
ヒロミ、おばあちゃんの「喧嘩してもいい」という言葉に突き動かされ、少しの間連絡を取っていなかった長野さんに「すぐに来て!」と電話する。電話先の長野さんも、「その言葉、待ってたよ」と、ヒロミのもとに今すぐ向かうと約束してくれました。「もっと喧嘩しよう。取り繕うとかそういうのやめて、もっと喧嘩しようよ」ヒロミは、今まで長野さんに伝えられなかった気持ちを爆発させるのでした。
家に戻ったヒロミ、おばあちゃんに、さっきのは偽物で、これから本物の長野さんが来ることを伝えると、取り繕って、おばあちゃんをだましていたことを謝りました。おばあちゃんは、ただ「ありがとう」とヒロミ、そして家族に伝えて、笑顔で猫をなでなでしているのでした。
おばあちゃんを見送ったヒロミは、椎名のもとに。前に飼っていた猫に似すぎているからと、猫を返しに来ました。「おばあちゃんのこと、そして私のこと、ありがとうございました」と椎名に告げると、ヒロミは家具店を後にするのでした。
そこにやってくる美咲、「また返されちゃったんだ」と椎名に。椎名は、向こうから返してきたんだから仕方がない」と美咲に説明しますが、「今日はどうして怒らないんだ」といつもと様子の違う美咲に対して違和感を感じているような表情をしていました。
これが第1話の大体のあらすじです。
隣の獣医師で幼馴染の美咲、やっぱり椎名のことがほっておけない様子した。動物病院でともに働く動物看護士の水島楓(島崎遥香)が、椎名とヒロミが喫茶店で一緒にいるところを美咲に報告した際も、動揺していました。
椎名のことを小さいころから知っているさくら食堂の女将佐伯奈緒子(美保純)も、奥さんの死からなかなか立ち直ろうとしない椎名のことを心配している様子でした。
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ブランケットキャッツ第1話「身代わりのブランケット・キャット」の感想。
とにかく猫がかわいい!という感想です(笑)猫好きにとってはそれだけで見る価値があると思います。映像もすごくきれいだし、猫の可愛い姿の満載です。素晴らしいです。
主演の西島秀俊さん、今回は無口でおっとりとしていて、頑固な役柄ですが、こういった無口な役柄はやはり似合いますね。しかし、お話の途中にスーツ姿になるシーンがありますが、前クールのドラマ『CRISIS』での公安警察での姿がフラッシュバックしてしまいました(笑)
第1話のテーマは「介護」ですが、徘徊もするようになったおばあちゃんを介護するのも限界になってきていて、家族全員が「仕方なしに」施設に預ける選択をしたようで、みんなそれぞれにちょっとづつ罪悪感を抱いている様子でした。そんな気持ちから、ヒロミはおばあちゃんを安心させるという名目で、結局はおばあちゃんに嘘をつき、一人にしてしまっていました。
蓮佛美沙子さんの演技が終始素晴らしく、いい女優さんだと思いました。おばあちゃんに本当にことを話すときの涙の演技、長野さんに電話をかけるシーン、どれも素晴らしいです。美人だし。
椎名も、ヒロミがすごく美人なので、長野さんの代役を引き受けてしまったんでしょう。下心がなかったとは、言わせないぜ!
あと、評判がよかったというかすごかったのは、おばあちゃん役に佐々木すみ江さんの演技。痴呆であるおばあちゃんの演技が、真に迫っていて、パニックになるときの迫力もすごかったですし、ニコニコと猫をなでるときの屈託のなさなど、すごかったです。ツイッターなどでも佐々木すみ江、さんの演技は絶賛されていました。
ぱるること島崎遥香さんのとぼけた演技は終始可愛かったです。ああいうおとぼけな役はすごく似合いますね。
猫の可愛さもさることながら、お話が結構「重い」ので、気楽に見始めたはずが、最後には泣きそうになっていました。コミカルで見やすいですが、お話はしっかりしているので、これから先がすごく楽しみです。
まとめ
今回はドラマ『ブランケットキャッツ』の第1話『身代わりのブランケット・キャット』のあらすじとネタバレ、感想などを書いてみました。
面白いので、これからも注目してみていきたいと思います。
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