崖っぷちホテルは『王様のレストラン』のパクリ?似てる点を比較!

2018春ドラマ
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こんにちはうさぎ♪です。

2018年4月に放送開始したドラマ『崖っぷちホテル』

主演に岩田剛典さんを迎えた日曜ドラマですが、内容的には賛否両論でした。個人的にはとても楽しく見たので、意外だったのですが・・・。

 

さて、その「酷評」の理由の一つに、このドラマ、三谷幸喜さん脚本のドラマ『王様のレストラン』に似ている、パクリでは?という声があること。

 

筆者も見たことありますけど、そんなに似てる?

というわけで、いろいろ調べてみました。

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ドラマ『崖っぷちホテル』のあらすじから!

 

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出典:https://www.ntv.co.jp/gakehote/

ではまず、ドラマ『崖っぷちホテル』のかんたんなあらすじから。

 

舞台は郊外にたたずむ一軒のクラシカルなホテル。かつては知る人ぞ知る、栄華を誇ったが、現在は総額3億円に迫る負債を抱えている。不器用ながらホテル立て直しに奔走する佐那だが威厳はゼロ。そこに、超絶ラフで全くホテルに似つかわしくない風貌の宇海が、客として現れたことから物語が始まる。クセモノ揃いのダメスタッフばかりの従業員たちの怪訝(けげん)な顔にもお構いもなく、彼は次から次へと破天荒な注文をホテル側につけていき…。
出典:https://www.oricon.co.jp/news/2104738/full/

簡単に要約すると「潰れかけのダメホテルに、破天荒な若者が現れ、いろいろと注文を付けられていくことでホテルがだんだんとかつての輝きを取り戻していくコメディドラマ」です。
ホテルの従業員のそれぞれのキャラクターがはっきりとしていて、掛け合いも軽妙なこの作品。気楽に見るドラマとしては、なかなか素晴らしい作品だと思います。

 

 

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今度はドラマ『王様のレストラン』のあらすじを・・・。

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出典:http://xoxoxo.weblike.jp/mobile.tv/%E7%8E%8B%E6%A7%98%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3/

原田禄郎は父親の死で突然、フレンチレストラン「ベル・エキップ」の若きオーナーになった。レストランにはシェフ磯野しずか、バーテン三条政子、禄郎とは腹違いの兄でオーナーの水原範朝ら若者たちが、なんとなく働いていた。そんな若者たちの前に、揺るがぬ情熱と厳しいプロとしての生きざまを持つ一人の男、千石武が現れる。千石は、今でこそ給食センターで働いているが、若き日にはフランスで修行したこともある有能なギャルソンだった。頑固で厳格、プライドも高く、一時はその名を響かせたこともあったがある日その姿を消していた。千石に触発された若者たちが倒れかけたフレンチレストラン再建を目指し、シニカルで痛快な人情味いっぱいの人間ドラマが展開される。
出典:ウィキペディア

父親から継いだレストランに、男がやってきて、レストランを再建するというお話・・。

 

まあ、似てますわな・・・。
ただ、こういう「ダメなところにスゴイ人が来て、反発しながらも成長していく物語」というものは物語の王道ともいえるもので、「パクリ」とまでは言えない気がしますけどね。

 

みなさん、どのようなところを「パクリ」だと感じているんでしょうか?

 

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『崖っぷちホテル』みなさんの評価は?

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ここでは、特に「似ている」「パクリ」「オマージュ?」という評価を集めてみました。

 

「やっぱり王様のレストランの設定パクリだよなぁ。レストランがホテルになっただけ。」

「王様のレストラン の設定まんまパクリでビックリ。舞台が違うだけで、人物設定や、パティシエだけが評価されるところまで同じ。」

「いや限りなく似てるから、パクリとなるかオマージュとなるかつまらん焼き直しとなるか・・・」

「崖っぷちホテル似たドラマある!似てるとは盗作か?早急に区別化を!」

「『王様のレストラン』に設定が似てるって、騒いでる人いるみたいだけど、『王様のレストラン』だって、伊丹十三監督の『たんぽぽ』からインスパイアされたものと言えると思うよ。まぁよくある設定だよw」

「崖っぷちホテル、王様のレストランのリメイクと言われても信じられるレベルで似てる…キャラクター配置も初回の展開もほぼ同じだし」

 

 

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『崖っぷちホテル』と『王様のレストラン』の共通点は?

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どのくらい似ているのか、どのくらい「パクリ」と言われても仕方がないのか、いろいろ見てみましょう!

 

1、亡き父親から、店を継いでいる。

『崖っぷちホテル』も『王様のレストラン』も、どっちも亡き父親から、ホテルを、レストランを継いでいるという点で、同じですね。

 

2、かつての栄光を取り戻すべく、すごい人がやってくる!

両作品とも、たるんだ従業員の元にすごい人がやってきて、再建を図るという内容です。まあ、ありがちな話ではあるのですが、確かに同じですね。

 

『王様の…』では、かつてそこで働いていたギャルソンがやってきて再建を図ります。『崖っぷちホテル』での宇海も、何かしらホテルとつながりがあるみたいなので、確かに似ているかも・・。

3、群像劇であること。

両作品ともに、それぞれの従業員のキャラがはっきりしている「群像劇」であるところも同じ。ただ、こういう作品を描こうと思うと、どうしてもこうなってしまうのは仕方がない気も・・・。

 

4、バーの責任者と、支配人がデキているという点も同じ!

『崖っぷちホテル』では、りょうさん演じるバーの責任者と、渡辺いっけいさん演じる副支配人が、「デキて」いますが、これは『王様のレストラン』でも同じで、バーの責任者と、支配人が付き合っているという設定でした。

 

関係性もほとんど一緒なので、これにはちょっと驚きました・・。これは明らかに『王様のレストラン』を意識していますね。

 

5、キッチン内のシェフの腕だけは認めている点。

『王様の』では、レストランの再建をする「千石さん」が、最初からシェフの腕だけは認めていました。

 

『崖っぷちホテル』では、シェフはダメでしたが、パティシエだけはほめられていました。この辺りもかなり似ていますね。

 

 

6、1話で、再建をする人物が、ホテルにやとわれる。

『王様の』では、亡きオーナーシェフの息子が、かつてレストランで働いていた伝説的なギャルソンをレストランに招くことで再建を図るというお話が1話で描かれました。息子が、熱心に勧誘して、招くことに成功していました。

 

『崖っぷちホテル』では、とつぜん現れた、このホテルに「なにか関係がありそうな」雰囲気の若者を、支配人が突然「一緒に働いてください!!私が決めました」と宣言し、それがすんなり「いいですよ」と承諾されるという展開で、やとわれることになりました。

 

しかし、『王様の』では、亡き父親の働く姿だと思って記憶していた姿が、実は千石さんの物だったと気づく、というセリフがありました。オーナーの息子は千石さんを、ただレストランを再建させるためではなく、ある意味「父親として」も、一緒に働きたいと、そういう意味も込められたものでした。

 

『崖っぷちホテル』では、突然来た若者、しかし一流ホテルの副支配人だということを知りつつ、「一緒に働いてください!」と頼み、それが承諾されます。

 

『王様の』では、千石さんが大分渋っていたのに対し、今回は非常にすんなりだったので、もしかしたら、そもそも宇海は「一緒に働くつもりで」ここに来たのかも知れませんね。

 

宇海が、ホテルとどのような関係にあったのか、それがこれからの物語の一つのカギになりそうですね。そこは『王様のレストラン』とは大きく違うところですね。

 

 

 

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『王様のレストラン』を好きなら好きなほど、評価が下がる?

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筆者はこの記事を書くために『王様のレストラン』の1話を見返してみたのですが、すごく面白かったです

見たことはありましたが、こうして改めて見返してみると、「名作」といわれる理由がよくわかる気がします。

 

森本レオさんの「それはまた、別の話」というナレーションだったり、かっこいい音楽だったり、松本幸四郎さんの凛としたたたずまいだったり、めちゃくちゃ魅力的でした。

 

脇を固める俳優さん、女優さんもよかったですし、コメディとしても面白く見られました。

 

1話だけ見るつもりでしたが、2話、3話と見たくなりましたね。
さて、この『王様のレストラン』が、素晴らしければ素晴らしいほど、好きならば好きなほど、それと比較される『崖っぷちホテル』は、非常に不利というか、酷評が目立つのも、仕方がないのかなと感じました。

 

筆者も、最初は気にならなかった脚本の不備なども『王様の』を見た後に気づいたりして、なんだか変な気持ちでした。

 

正直、似ている点はかなりあると思いますが、これは「パクリ」ではありません。要素は似ていますが、パクるなら、もっとパクるべき箇所があったはず。

 

ところどころ似ている点がありますが、それはきっと「王様のレストラン」へのオマージュなんだと思います。

 

ただ、下手にオマージュしてしまったことにより、あえて「比較」させてしまったことが、このドラマの「酷評」の理由になっていると感じました。
松本幸四郎さんと比べられてしまうのは、岩田さん、ちょっと分が悪すぎますけどね(笑)

 

ただ、これからの展開はおそらく変わってくると思うので、だんだんと比較されることはなくなるとは思いますが、それにしても比較される相手が悪かった!そういうことだと思いました。

 

ツイッターでは評価がそこそこだったのに対し、『Yahoo!みんなの感想』のような、レビューの年齢層の高い場所での酷評が目立ったのも、そういう理由だったのかも知れません。

 

 

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まとめ

matome

今回はドラマ『崖っぷちホテル』と『王様のレストラン』の似ている点、共通点などをまとめてみました。

 

結構似ている点がありましたが、きっと脚本家さんも意識していいることは間違いないはず。ただ、そのオマージュが、1話の時点では逆効果に働いてしまったみたいでした。

 

ただ、これからの展開は全然変わってくると思うので、この先を楽しみししようと思います。

 

正直『王様のレストラン』見なけりゃよかったなあと思ってます。比べちゃうと、一気に色あせてしまいますので、注意が必要だと思いました。

 

というわけで今回はここまで!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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