こんにちはうさぎ♪です。
7月からTBSの日曜劇場で放送されるドラマ『ごめん、愛してる』
韓国の同名大ヒットドラマのリメイクで、主演はTOKIOの長瀬智也さん。2017年夏ドラマの中でも注目の作品です。
さて今回は、このドラマに出演する池脇千鶴さんの演技の評価について。演技派として知られている彼女ですが、どんなふうに評価されているのでしょうか?
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ドラマ『ごめん、愛してる』での池脇千鶴さんの役柄は?
このドラマの主人公は長瀬智也さん演じる岡崎律は、親の愛を知らず、児童養護施設で育ちます。池脇さんは、そんな児童養護施設で律と共に育った幼馴染、河合若菜を演じます。
8歳の子供を持ちながらも、子供のころにあった事故により、若菜自身も自己の時と同じような7歳程度の知能で止まってしまっています。子供の時の知能で止まってしまっているせいか、恨む、憎むという感情が少なく、とても気持ちの大きな女性。
律はそんな彼女に対して「自分が守ってやらなければ」という気持ちを抱いています。
知能が止まってしまっているという、かなり難しい役柄を演じる池脇さん。どんなふうに演じることになるのか、今から楽しみですね。
池脇さん本人も「悩みました」と述懐。むずかしい役に「新鮮な気持ちで」
今回、演じる役柄が『7歳程度の知能で止まっている」というちょっとむずかしい役柄だということで、この役を受ける際、池脇さん自身もちょっと悩んだみたいです。
池脇は「このドラマのお話自体、普遍的な愛の話で、いいなと思ったんです」と話し、難しい役どころである若菜役のオファーに「悩みました」と明かすも、「プロデューサーに説得されました(笑)。『ぜひ!』と熱心に言っていただいて『じゃあ、一緒に頑張ってみようかな』と私も思って。背中を押されたので決めた、という感じです」と、出演を決意したという。
出典:http://news.mynavi.jp/news/2017/05/19/041/
結局プロデューサーさんに説得されたみたいですが、さすがの池脇さん、この役を作り上げるにあたって、この障害を理解するために自身で何度も取材に行き、関係者のかたにお話を聞いたんだとか。さすがの役者魂ですね。
14年ぶりの民放連ドラレギュラーへの意気込みを聞かれると、「意気込みはないです(笑)。久しぶりですし、新鮮な気持ちで楽しもうという気持ちでやっています」と語った。
出典:http://news.mynavi.jp/news/2017/05/19/041/
役づくりをしっかりしながらも、偉そうなことは何一つ語らない、謙虚な池脇さんなのでした。
ドラマ『ごめん、愛してる』での池脇千鶴さんの演技の評価は?
ドラマが放送され次第更新いたします。もうしばらくお待ちください。
池脇千鶴さんの今までの演技の評価は?
さて、池脇さんは今までどんな風に演技を評価されてきたのでしょうか、
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映画『そこにみにて光り輝く』で見せた演技へのこだわり。
池脇千鶴さんの演技が評価されている作品の代表に、2014年に呉美保監督によって撮られた映画『そこのみにて光り輝く』という作品があります。
池脇さん、この作品いよって、日本アカデミー賞、優秀主演女優賞をはじめ、多くの国内映画賞、そして第9回アジア・フィルム・アワード助演女優賞を受賞するなど、輝かしい実績を誇っています。
この映画での池脇さんをみて、多くの人がその演技を「素晴らしい」と評価しています。
「池脇千鶴はほんとにいい演技をする俳優さんだと思う。」
「内容なかなかハードだけど、綾野剛と池脇千鶴、演技やばかった。」
「綾野剛と池脇千鶴、菅田将揮の演技力に脱帽。そして大感動」
「どうしようもなく重かったけど俳優陣の演技力に引き込まれた〜〜。池脇千鶴凄かった。」
「「そこのみにて光輝く」綾野剛くんはさることながら、いつも思う、池脇千鶴の演技力の高さ…」
「池脇千鶴さんって女優さんの演技があまりに自然でびっくりしてん!」
「池脇千鶴すごいです。女優ってこういう人のことなんだって思った。肉付きがリアル。」
多くの高い評価をされいています。
演技がうまい!という評価だけでなく、比較的多かったのが、「演技がリアル」「演技が自然」という評価。
女優の池脇千鶴ではなく、映画の中の人物に、完全に「なりきって」いると多くの人が評価しているみたいです。
映画『そこのみにて光り輝く』でみせた、演技に対するこだわり。
池脇さんがこの作品でここまで多くの人に高い評価をされるのには、きちんとした理由がありました。
衣装合わせの際に、物語の人物「千夏」になって現れた。
映画『そこのみにて光り輝く』で池脇さんの役へのこだわりが感じられるエピソード一つ。
事前に監督と、映画の登場人物「千夏」に関して、どんな人物像なのかを監督から池脇さんに伝えていたらしいです。
今回はラブシーンもあったので、衣裳合わせの前に二人きりで話をさせてもらう機会があり、その時に千夏のある程度のイメージを伝えました。「千夏は黒が似合うはず」とか、「髪は自分で染めていて、しかも海の潮で汚く抜けている」とか、具体的な話をしました。
出典:http://cineref.com/report/2014/04/hikarikagayaku-interview.html
そしてその数日後、衣装合わせの際に池脇さんが登場した際に、あまりに監督がイメージした「千夏」とピッタリだったために、思わず「千夏が来た!」と泣きそうになったのだと話していました。
イメージ通りに、黒い服を着て、髪もちょうどいい雰囲気で染めてきていて、それまでに完全に「千夏」のイメージを再現してきていたんですね。
衣装だけじゃない、「体つき」も見事に再現?
この映画に出てくる「千夏」は、貧乏な生活をしている女性。当然、健康的な食事、適度な運動とは無縁の役柄。
第7回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」にて「そこのみにて光輝く」が上映された際、ステージに上がったた呉美保監督、芸人の友近、アジアン馬場園、バッファロー吾郎Aさんと、こんな会話がされていました。
特に芸人3人は、池脇千鶴の演技に心揺さぶられた様子。Aが「池脇さんは僕の中で3本の指に入る演技のうまさですね」と評価すると、監督も「知名度があるのにここまで体を張れる女優さんは、彼女くらいです」と尊敬の念を表した。その池脇と今回の役について友近が「貧乏な生活してる人って食事が炭水化物ばっかりになるでしょ。この池脇さんは、炭水化物で太った感じのリアルな体つきなの!」と熱弁をふるうと、Aが「もしその体型がもとからだったら失礼でしょ!」と突っ込んだ。しかし監督が「体つきについても、池脇さんはわざとやってると思う」と発言し、一同でさらに感心してしまう場面も。
出典:http://natalie.mu/eiga/news/142012
芸人さん3人が池脇さんの役作りに感心していることもありますが、監督自身が池崎さんの役作りを評価している点が印象的でした。
この監督、特に演出にリアリティを求める監督さんらしいですが、その要求にしっかりこたえられる女優さんだということで、この監督を納得させられる力量がある!という点だけをとっても、池脇千鶴さんがどのくらい素晴らしい女優さんなのかということがわかりますね。
他にもあるある!池脇さんの演技に対するこだわりエピソード
他にも、池脇さんの演技に対するこだわりが感じられるエピソードがありました。
映画『きみはいい子』プロデューサーからの”ムチャ振り”に・・。
映画『きみはいい子』監督は『そこにみにて・・』と同じ呉美保監督。中脇初枝の同名短編集を映画化した作品で、池脇さんは2児の母親を演じました。その際、池脇さん、プロデューサーからある”ムチャ振り”をされていたみたいで・・・。
二児の母親役を演じた池脇だが、「(プロデューサーから)『太ってくれ』って言われて。言うのは簡単でしょうよ」と苦笑いで述懐。「そのとき別の現場でも撮影していたので、今太っていくとつながりがおかしくなると言ったら、『そんなの関係ない』って。前の現場では、衣装がだんだんきつくなってくるのをごまかしながら撮影を進めていました」と明かすと、会場からも笑いが起こっていた。
出典:https://matome.naver.jp/odai/2143669471637032501
プロデューサーさんも、おそらく池脇さんじゃなかったら、そんなに簡単に「太ってくれ」なんて頼めなかったと思いますが、演技にたいして こだわりを持つ池崎さんに対してだからこそ、こんなムチャ振りをしたんじゃないでしょうか?
そのかいあってか、この映画において池脇さん、かなり「お母さん」の雰囲気が出てました。もう、ほんと、どこにでもいるお母さんみたいな・・。
映画『ジョゼと虎と魚たち』でも見せた女優魂。
池脇さん、初めて映画に出演したのは1999年。1997年にデビューしていたのですが、2003年、22歳の時に出演した映画『ジョゼと虎と魚たち』にて、妻夫木聡さんとのラブシーンが注目を集めました。
「池脇千鶴さんって体当たりな演技するよな〜ってジョゼみた時も思った。 」
「ジョゼと虎と魚たち、とっても綺麗で穏やかな映像なのに、しっかり現実を映していた。池脇千鶴大好き。」
「池脇千鶴さんといえばジョゼと虎と魚たちヨカッたなぁ。」
この映画で、一糸まとわぬ姿でラブシーンを演じた池脇さん。当時22歳という若さでありながらこの役を体当たりで演じられる女優魂は素晴らしいと思います。
池脇さん、現在でも”演技派”として知られている女優さんですが、デビューして間もなくのころからずっと、ハラの据わったいい女優さんだったんですね。
まとめ
今回は、ドラマ『ごめん、愛してる』に出演する池脇千鶴さんの演技の評価を掘り下げてみました。
いろいろ調べてみましたが、本人が「演技」に対して語っているインタビューもあまり多くなくて、特にラブシーンに対する抵抗はなかったのかとか、そういう発言があまり見つかりませんでした。
これだけ演技に対して高い評価をされているのに、演技がこうあるべき!という演技論を語らないあたり、かなり謙虚な方なのか、それとも恥ずかしがり屋なのか・・・。
仕事のない日は読書をしたり、海外旅行に出かけたりするという池脇さん、これからも淡々と、いろんな経験を重ねつつ、演技力に磨きをかけていく女優さんになりそうですね。
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