今田耕司の演技は上手い？下手？専門家が分析！一般の評価は？

TBSで絶賛、本当に絶賛放送中のドラマ『下町ロケット』

TBSで絶賛、本当に絶賛放送中のドラマ『下町ロケット』ですが、視聴率も好調で、最高は２０．２％！！さすがに半沢直樹ほどの爆発はしませんでしたが、これからどうなるかわかりませんね。まあ、視聴率云々よりも、物語が面白いので、いち視聴者としては毎回毎回楽しみですけどね。

さて、下町ロケット、後半の「ガウディ編」に移行しましたが、ガウディ編になってからお笑い芸人の今田耕司さんが出演していますよね。

福井の大学で子供たちの心臓の人口弁を開発したいという情熱を持つ、静かなヒーローを演じていますが、今田耕司さん、演技のほうはいかがでしょうか？

いつもバラエティー番組などでの雰囲気を見ていると、真剣な演技のときに違和感を感じてしまいがちですが、専門家の方はどう見ているのでしょうか？

専門家は今田さんの演技をどうみてる？

テレビ解説者の木村隆志さんはこうおっしゃっています。

今回の出演は全キャストの中でも、最もハードルの高い挑戦のような気がします。司会者として番組を仕切り、大きくツッコんだりボケたり、潔癖症や未婚をイジられるイメージが定着した今田さんが、物語になじむのは至難の技。
視聴者は日ごろの習慣から、役名の“一村隼人医師”ではなく、“今田耕司”として見るため、多くのキャストが映っているシーンでも、今田さんだけ3Dメガネで見ているように前に浮き出てしまうのです。つまり、「物語や役柄をスルーされて、個人として目に留まってしまう」という難しい状況があります。下町ロケットで天才外科医役　今田耕司の演技をどう評価する？

つまり、いつも見ているバラエティー番組でふざけているはずの今田さんが、天才外科医とか言って真剣な顔をしていると、面白くなってしまうということですね。

さらには、こうもおっしゃってます。

ネットでは“棒演技”なんて言う人もいますが、そう見えるのはストイックな人物像を淡々と演じているから。また、ふだん関西弁の人が丁寧語を使うと、一本調子に聞こえがちなので、多少損をしていると思います。下町ロケットで天才外科医役　今田耕司の演技をどう評価する？

ネットでの今田さんの演技の評価をみてみると・・・。

本当は感動のシーンなんだけど今田耕司のクサイ演技に苦笑…オモロいわぁ # 下町ロケット
— らり (@seiji_5963) 2015, 11月 29

今田の演技は別に悪くない。ただ芸人今田の存在感がデカイから今田にしか見えないってのはあるかも。
— まさまさ (@1971masabe) 2015, 11月 29

下町ロケットの録画を見てるが、今田の演技が台無しにしてるw — ハシモト (@gambabasser) 2015, 11月 23

主に悪い評判のものを掲載してみましたが（笑）全体的には、「悪くない」という評価と、「下手！台無し！！」という評価に別れているようです。

ただ、木村隆志さんの言うように、今回の今田さんの役柄は、「子供たちのために、どうしても心臓の人口弁を作りたい！！しかし過去には自分の手柄を先輩に横取りされているという、不器用だけど熱い心を持った、ストイックな天才外科医」という設定なので、そもそもしゃべりや表情が「不器用」なのは当たり前のことで、今田さんの演技、そしてキャスティングも含めて、成功していると思うのですがどうでしょう？

ツイッターの評価では、今田さんの演技を評価している方もいるし、大体半々といったところでしょうか？

オペのシーンには、モデルとなった教授も”太鼓判！！”

今田さんが演じている「一村隼人」にはモデルがいて、それが大阪医科大の根本慎太郎教授なのですが、根本教授自身がオペシーンを監修したらしいです。

「十分に練習する時間がない分、吸収しようと熱心に取り組まれていました。持針器（縫合の際に針付き糸を把持する器具）と攝子（いわゆるピンセット）の使い方をすぐにマスターして、直接、介助の本物の看護師さん（エキストラ）と絶妙な受け渡しをしていました。礼儀正しく、キャストや撮影スタッフへの労いの言葉を多く掛けていました。ナイスガイです」と太鼓判を押した。「下町ロケット」今田耕司がオペに挑戦！モデルの根本教授は太鼓判

「普段、われわれが行っているすべて」を伝授した。と根本教授はおっしゃっていましたが、確かに緊張感のあるオペシーンでしたね。このあたりのリアリティを追求するあたりが、下町ロケットのいいところですよね。

まとめ

今回引用させていただいたテレビ解説者の木村隆志さんが自身のツイッターでこうおっしゃってました。