まるでコント番組!?「珍しい」役が見られるドラマ「偽装の夫婦」
日本テレビ、水曜のよる10時に絶賛放送されているドラマ「偽装の夫婦」。視聴率も堅調に推移しているこのドラマですが、天海祐希の今までにない「偏屈な」役、沢村一樹のゲイの役などの配役が「意外にハマって」いて見ていて楽しい。今まではヒーローだったり、美女だったり男前だったりの役者さんがコメディを演じているところを見るのはなんだかうれしい。そしてやっぱり実力があるからコメディとしてきちんと成立している。なんだかコント番組を見ているような気分にすらなるドラマですが、今回は「偽装の夫婦」の第4話のあらすじとネタバレを含む内容と感想。気になる第4話の視聴率、そして沢村一樹の「ハマり過ぎているゲイ役」の真相に、迫れたら迫りたいと思います。
第4話の視聴率はいかほどだったのか?
初回の視聴率は14,7%とかなりいい数字をたたき出していましたが、その後少し落ちまして、
第2話 10.3%
第3話 11.3%
第4話 12,3%
とこんな感じに推移しております。
少しずつ、こつこつと上昇している様子ですがこれからどう推移していくのでしょうか?
このドラマは、同じく日テレ系の『女王の教室』、『家政婦のミタ』、『〇〇妻』を手がけた脚本:遊川和彦 プロデューサー:大平 大の名コンビが手がけておりまして、過去のドラマの平均視聴率を見てみると、
『女王の教室』17.3%
『家政婦のミタ』25.2%
『〇〇妻』14.3%
と、かなりの高視聴率を記録していることがわかります。
脚本の遊川和彦さんは、脚本だけでなく、撮影の現場や、時には音楽制作や編集の現場、今作では俳優に衣装合わせにも顔を出すほどのこだわりよう。でもだからこそ、こんなわけのわからない設定のドラマを成立させてしまえるんだろうなと編に納得してしまいました。確かに、笑いのテンポがすごくいい!気がする。今作も期待できそうですよ!
第4話のあらすじと感想とネタバレも含みますので注意。
嘉門ヒロ(天海祐希)は、病気で余命半年と診断された陽村超冶(沢村一樹)の母を安心させるために超冶と結婚し、披露宴まであげるのだが、披露宴の終わりに「実は仮病なの・・・」と母に告白されてしまう。超冶の母は、内心「超冶がゲイなのではないか?」と不安に思っており、母の余命が半年となれば正直に告白してくれるのでは?と期待してうそをついたという。母は超冶にはこのことを伝えないでほしいと念を押されたが、ヒロは内心、すべてが明るみになってしまえばいいと感じていた。
さて、一気に偽装結婚をしている意味がなくなってしまったヒロだったが、超冶との生活を「なんだかんだで」楽しみに感じ始めていた。ピンチを救ってあげた弟子丸保(工藤阿須加)に弟子入りを頼まれたり、超冶が保を好きになってしまったことを相談されたり、変な三角関係のなかで、すこしずつ自分の気持ちが変化していくのを感じていた。
そんな中、養母の照乃(キムラ緑子)の息子天人(佐藤二郎)が、超冶が勤める幼稚園の先生、原すみれ(柴本幸)と「結婚する!」と言いだす。原は超冶が結婚してしまったことへのあてつけで天人と付き合っていたが、天人がプロポーズするとあっさりと断られてしまう。天人は、いつもの縄抜けマジックを、やけくそになってプールに飛び込んで行うが、やはり失敗、そこに居合わせたヒロに助けられる。
「天人は、親孝行をしたかったんだ」ヒロは養母の照乃に告げる、ヒロの結婚の際、超冶の母が感動していたことを見ていた天人が、照乃を喜ばせたくて結婚すると言い出したんじゃないかと照乃に訴えた。
家に帰ると、超冶が夕飯を作って待っていた。二人で食事をし、昔夢中になっていた音楽に合わせて踊る二人、そんな時に、急に超冶の母が家に訪ねてくる。超冶の母は、母親が仮病をつかっていることがばれていないかが気になっていたのだ。しかしヒロは超冶の母に「このまま、病気であるとうそをつき続けましょう」と提案、驚く超冶の母、ヒロは、妊娠していることがうそだと告白するいいタイミングだと思い、母にそのことを告白するが、「ついていいうそと、悪いうそがある」とキレられてしまう。「じぶんのことを棚に上げている」そんなことを思うヒロであった。
天人のエピソード泣けたわ~、泣けたわ~。
どうしてか、天人がプロポーズをして、あっけなくフラれてしまうところ、そしてやけくそになってプールに飛び込み、脱出マジックを見事失敗させてしまうこと、命からがらヒロに助けだしてもらうところ、そして「ヒロにはいつも助けられてばかり、男なのに、悔しかった」と言う言葉、すべてが泣けました。シーンとしてはほとんど笑うところなのに、(佐藤二郎さんの雰囲気がほんといい。最高です)なんだかものすごく共感してしまった。うまくやりたくても、うまくできない。人に喜ばれたくても、うまくできない、何をやっても、全然うまくいかない。人に助けられてばかり。たまにがんばってチャレンジしたら大コケしてしまう。結局自分は何をしてもだめなんだ・・。ドラマの最後に、天人は「家を出る」決意をしたようですが、今後どうなるのか、個人的には期待しています。がんばれ!天人!負けるな!天人!
ヒロと超冶のダンスシーンがなんか自然・・・。
ドラマの終盤。家に帰ってきたヒロに超冶が「昔好きだった曲」をかけて二人で踊りだすシーン。
曲はスティーブ・ニックスとケニー・ロギンスの「Whenever I Call You ”Friend” (二人の誓い)」さわやかなデュエット曲で踊りだす二人ですが、ヒロが無表情から、だんだんと笑顔に変わっていく感じがすごく自然でよかった。音楽をかけて踊るシーンなんて撮り方によってはとっても恥ずかしくなりそうなのに、このシーンでは全然恥ずかしくないし、むしろこの二人にとっては自然なことのように感じられた。本当に楽しそうな雰囲気にこっちも楽しい気分になった。
「偽装の夫婦」ヒロと超冶が踊る曲名は?歌詞の内容を見てみると・・。
沢村一樹の「ゲイ役」がハマり過ぎていてなんだか怖い件・・・。
沢村一樹演じる「超冶」、今回はゲイの役ですが、自分が見ていてすっごく「ハマッている」気がするのは気のせいなのか・・・。この気持ちは自分だけのものなのか、沢村一樹は本当はストレートではないのではないか?そんな疑問がわいたのでツイッターで「沢村一樹 ゲイ」で検索してみました。
・・・・やはり、沢村一樹のゲイ役、ハマっていると結構な方々がつぶやいておりました。そうだよね?そうだよね?
実際、結婚もされている上、浮気の現場を写真誌に撮られ、開き直って浮気を認めてしまうところからすると完全に「女好き」であることは間違いなさそうなのですが、これが「バイではない」という証拠にはならないので、今後も調査を継続していきましょう。
まとめ:やっぱり今後も楽しみな「偽装の夫婦」
いかがでしたでしょうか?視聴率が今後どんな風に展開していくのかはわかりませんが、遊川さん脚本の今作、かなり期待できるのではないでしょうか?物語りもこれから次々にどんでん返しが待っていそうですね。なにより、楽しく笑って見られて、しかもどこかでジーンとできる、管理人にとってはまさに「理想の」ドラマ。今後の展開が楽しみですね。
来週の放送は11月4日です。
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