検索ちゃんネタ祭り(2015)の感想!オードリー、東京03、バカリの評価は?
2015年12月25日(金)。年末恒例のお笑い特番「爆笑問題の検索ちゃん 芸人ちゃんネタ祭りスペシャル!」が、今年も開催されました!
この検索ちゃんのネタ祭り、今年で10回目を数えます。もうそんなにやってるのか・・・。
MCは爆笑問題と小池栄子さん。出演した芸人さんは、オードリー、サンドウィッチマン、東京03、友近、ナイツ、バカリズム、そして、スペシャルなユニットも参戦!!M-1やTHE MANZAIには出演しなかった芸人さんも出たので、非常に楽しみにしてましたよ♪
太田さん、THE MANZAIのときにたけしさんにやってた「メリークリスマス!ミスターローレンス!」をまた言ってました。毎年言ってるんだろうな・・。
さて、今年のオードリーはどんな漫才を見せてくれたのか?
今回は、検索ちゃんネタ祭りの感想、ツイッターなどでの視聴者の評価などをまとめて行きたいと思います、筆者の主観がものすごく入るので(笑)そのあたりはご容赦ください!!
トップバッターは『トレンディエンジェル』力が抜けて、むしろいい感じ!!
出典:吉本興業プロフィール
オープニングで、「いそがしすぎて寝不足」と言っていたトレンディーの斉藤さん。リハで軽くスベって緊張しているとの事でした。確かに今、かなりの番組に出てますからね。
やはり、M-1のときよりも、THE MANZAIの時よりもリラックスした雰囲気。ネタ自体もテンポが少し落ちて、ゆったりした感じでした。正直、M-1のときのテンポがあまり好きでなかった筆者は、どちらかというと今回のトレンディーエンジェルのほうが好きです。
途中、斉藤さんが相方が言うべき台詞を言ってしまい、同時にハモるというハプニング(笑)それでもどうにかアドリブで笑いに変えていました。会場全体がいい意味で”ゆるい”感じだったので、それがすごく良かった。
トレンディーエンジェル、なんだかちょっと見直しました。
ネタ終了後、斉藤さんが実はイケメンなのでは?という書き込みに対して昔の「髪の毛があったころの斉藤さん」の写真が出ましたが、本当にイケメンだった(笑)小池栄子さん、「抱かれたい」発言してましたね。
出典:しりたがリサーチ
2組目『オードリー』春日ツッコミ、ボケ若林!新スタイルに挑戦!
筆者はオードリーのラジオ「オードリーのオールナイトニッポン」のリスナーなので、新しいネタをやるときはなんだかひやひやしてしまいます(笑)すべったらどうしよう・・・。しかし、そんな心配は杞憂に終わってくれました。
事務所の後輩にお笑いについて何か話してくれといわれた若林、という設定。春日さんのギャグがすべてで尽くしたあたりでネタの勢いに若干の不安を感じましたが、後半たたみ掛けてくれました。
春日さんが後輩の質問に一通り答えた後、なんと若林さんがボケに回ってました。春日さんのやる”手をもにょもにょさせる、観客を表現するジェスチャー”を若林さんがやり、春日さんがそれに対して突っ込むという新しいスタイル。
最終的にグーパンチとグーパンチをぶつけ合い、お互いに痛がった後でいつもの笑い合いで終了。
春日さんの突っ込みもよかったし、若林さんの少しダークな部分の出たボケも最高でした。面白かった。
漫才終了後、若林が壊れたといわれてましたが、ラジオを聴いている側としては、別に普通です。いつもあんな感じです。でも、このスタイルの新ネタもっと見たいと思わせてくれるクオリティでした!!
3組目『サンドウィッチマン』両方がボケてた!!
伊達さんソファに座って板つきで登場。いきなり哀川翔のモノマネ「哀川調」という役者という設定で登場。モノマネしてるので、声が甲高い(笑)そこに、いつもの富沢さんがずれている新人マネージャーとして登場。
いつもの掛け合いなのですが、「哀川調」というキャラが乗っかっているので、ちょっと似ている物まねも含めて面白い。伊達さんも時々ボケていたりと、いつも見ていた漫才とちょっと違って面白かった。富沢さんは、相変わらずです(笑)
テレビではほとんどやっていないネタらしいのですが、このネタ、「哀川翔」さん本人に許可を得ているらしいです。
コント終了後、伊達さんが高見盛に似ているという話になりました。伊達さんの子供さんが高見盛をみて「パパ!パパ!」と叫んでいたらしい。父、複雑ですね。
4組目『バカリズム』変態を正当化するプレゼン。
会議の終わりなのか、ホワイトボードを消しているバカリズム。突然、同僚の女性に「おっぱいを触らせて欲しい」という無茶な要求。この要求を飲ませるために、プレゼンスタイルの理詰めで相手を説得していくというコント。真面目な顔をしながら、自分がおっぱいを触るということが、どれだけ正しいか、自然なことか、なんの問題もないことかを懇々と説明しているのですが、本当に笑いました。
もっともらしいことを言っているように見えてめちゃくちゃな事しか言ってないバカリズムの”変態性”が存分に出た、ある意味おしゃれな作品でした。
コントの後、バカリズムのインスタグラムがかわしい、あざといという話題に。結局本人は「商業的戦略として、目的を持ってやっている」と説明。適当に自撮りをあげている芸能人をディスってました。
5組目『ナイツ』堂々と下
出典:LAUGHY
塙さんのお兄さんの人脈がすごいという話。人脈がすごいので、いろんな”すごい”人の”いろんなもの”を送ってくれる兄。島田洋七師匠の電話番号に始まり、清宮君の”甲子園の土”貴乃花の”ちょんまげ”、最終的にはKABAちゃんが”玉”を取ったときの”玉”を持ってきたとは笑いました、さすがに会場もちょっと引いていました(笑)
堂々たる下ネタでした。
漫才終了後、土屋さんの奥さんとの”恐妻家”エピソード。番組でしゃべったらまた怒られるだろうに・・。大丈夫かな。
6組目『東京03』コント職人の実力
カウンターのバーで3人で飲んでいる設定。飯塚さんが角田さんの”悪いところ”の数々をあげていくのですが、角田さんが痺れを切らして反撃。飯塚さんが話を”盛って”いると主張して飯塚さんの立場が弱くなったと思いきや、角田さんにも怪しいところがあって。どっちの主張が正しいんだろう?と2転3転していくところがすごく良かった。ただ、どこかで見たことがあるような・・・。気のせいかな?
こういう人いるなあ・・というリアリティが良かった。
コント終了後、角田さんのでべそがすごいという話に。実際に出したら本当に出ていた。硬さを自在に変えられるそうで、小池栄子さんに出べそを触らせていました。
7組目『東 貴博・土田晃之・8.6秒バズーカが組んだスペシャルユニット』
なんとアズマックスこと東貴博さんと土田晃之、8.6秒バズーカが組んで”8.6秒バズーカ”のネタをやっていました。ただ、それ以上の展開がなく、普通に8.6秒のネタを4人でやって、それで帰っていくというある意味シュールな展開。
終了後に太田さんに「サラリーマンの忘年会」と言われていましたが、同感です(笑)ちなみに、衣装は8.6秒のスタイリストさんにわざわざ作ってもらったということで、衣装のクオリティは高かったです。
8組目『オリエンタルラジオ』 本気でかっこいいステージ
久しぶりにオリラジのネタ見るけど、今はどんな風なねたをやるんだろうとワクワク。
中田さんがかっこいい音楽とともに、凝ったステージ演出で登場。何が始まるんだろうと思いきや、結局「武勇伝」。うーん、つまらなくはないけれど、やっぱり今「武勇伝」はちょっと古いんじゃないかなあ・・。
まずいぞ、この調子だとオリラジまずいぞ!と思っていたら急にテレビ画面に「PerfectHuman」という字幕が!字幕が出たと思ったら今度は歌詞が出てきて、ステージワキからダンサーが4人ほど登場!そして藤森が歌いだす!!ラップ風の藤森の歌、EDM風の結構かっこいいトラック、そしてちゃんとかっこいいダンスを繰り広げるダンサー。なんだこれなんだこれ?最終的には中田さんも歌い、踊り、圧巻のパフォーマンスを見せ付けて、終了・・・。なんだこれw
コント(?)終了後、騒然とする芸人達を前に「歌いたいなと思った」と今回のステージの趣旨を説明。かっこよかったけどね。
9組目『友近』 旅館の仲居
旅館の仲居さん役で友近さん登場。旅館の設備の説明やらいろいろと、”こういう人居そうだな”という雰囲気を出しつつも、めちゃくちゃな仲居さんを演じていました。一通り暴れてから、突然コント終了。会場も「へ?」とちょっと戸惑っていました。
なんだか、正直あんまり面白くなかったんだけど、いつもこんな感じなのかな?10連続で出演しているらしいし、いつもの感じなのかな?
10組目『爆笑問題』田中さん、ネタ飛ばす
出典:LAUGHY
トリをつとめるのはもちろん爆笑問題。今年の時事をネタにいつもの漫才。途中、スターウォーズのグッズ展開があからさまだという話から、太田さんがスターウォーズのオムツとろうそくを買ったという話に。スターウォーズ以前に、何に使ったんだ(笑)
途中、田中さんがねたを飛ばすというアクシデントが!普通に立て直してしまうところもすごいけど、田中さんがねたを飛ばしたことを”なかったこと”にしようとするところが面白かった。
まとめ
一つ一つのネタが長いので、いつも時短いねたを見慣れている筆者はちょっと戸惑った部分もありました。前半に余り受けていないと”大丈夫か?”と感じてしまいますが、後半きっちり盛り上げって来るんだから、皆さん本当にすごいと思います。
個人的には、ナイツのネタが一番面白かったかも知れません。次はバカリズムで、次はオードリーかな?いや、甲乙つけがたいですね。
トレンディーエンジェルの気の抜けた感じもすごくよかったし、オリラジの「なにやってんだ!」感も良かった。
深夜番組のせいなのか、太田さんの芸人に対する”愛”がそうさせるのか、ピリピリした雰囲気がなくて、みんなリラックスしてねたをやっている感じがしました。すべるところも面白いと思えるような、いい番組でしたね。
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