こんにちはうさぎ♪です。
2018年8月17日(金)に劇場公開されるアニメ映画『ペンギンハイウェイ』
声優に、北香那さん、蒼井優さん、西島秀俊さんとかなり豪華なキャスティングになっていますが、かなり注目されています。
さて、この映画『ペンギンハイウェイ』の「もともとのモデル」、というか「舞台になった場所」というものはあるのでしょうか?
最近アニメなどで、実際にある場所がロケ地になっているというケースがあるので、この映画にも「聖地」と呼べるような場所があるのか、調べてみました!
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『ペンギンハイウェイ』に聖地(ロケ地)はある?モデルはここ!
実はこの映画の原作小説『ペンギンハイウェイ』の著者、森見登美彦さんは、奈良県生駒市の出身。
この作品『ペンギンハイウェイ』は、その「奈良県生駒市、北大和」を舞台にした物語なんだそうです。
ちなみに奈良県生駒市の市民自治団体『大事なことは皆で考え決めよう会』さんが、この物語の「舞台探訪」として、実際に小説に出てきた場所を、しっかりと調査してまとめてくださっていました。
http://daijiminade.cocolog-nifty.com/blog/files/5902.pdf
このPDFも参考にしつつ、映画『ペンギンハイウェイ』の聖地(ロケ地)の解説をしていこうと思います。
『ペンギンハイウェイ』の聖地、奈良県生駒市北大和ってどこ?
まずは簡単な「場所」から見ていきましょう!
奈良県の中等部に位置する「奈良県生駒市北大和」が、この物語の舞台。
著者が小学校4年生の時に引っ越し、そこから高校まで暮らした場所でもあります。
そして、主な舞台となっているのが、現在「北大和グラウンド」のある、上の画像の赤丸で囲まれた場所!
映画の予告編に出てくるこの風景には、画面奥にグラウンドが見え、その後ろに大きな「給水塔」が見えます。
「宇宙脱出船みたいに見える」と、物語にたびたび出てきます。実際には映画ほど大きくない上に、現在ではこの「給水塔」は撤去されているみたいです。
詳しい、上空から見た地図を見てみると、こんな感じ。
出典:googlemap
物語の時代設定は特に書かれていないのですが、おそらく著者の森見さんが引っ越してきた当時の、住宅も開発されたばかりのころのお話だと思われます。
<8月15日更新>
映画と原作では、「時代設定」がちょっと変わってるっぽく、原作では著者の森見さんが引っ越してきた当時の時代を反映させたもの見たいでしたが、今回のアニメ映画版の時代設定は一応「現代」とされているみたいです。
映画『ペンギンハイウェイ』の聖地を画像で並べてみた!
ここからは、映画『ペンギンハイウェイ』の予告編に出てくる映像と現地の画像を比較して見てみようと思います!
空から見た住宅地
出典:youtube
出典:googlemap
整然と並んだ住宅がそっくりですね。
こうして見ると、現実でもなかなかカラフルな家も多くて、可愛い風景ですね。
学校へ向かうケヤキ並木
アオヤマ君たちが、学校へ向かう通学路であるケヤキ並木。
出典:youtube
出典:http://d.hatena.ne.jp/iguchi_akira/searchdiary?word=%A5%DA%A5%F3%A5%AE%A5%F3
並木のきれいな通学路ですね。
探してみましたが、現実では道路にレンガは張っていない模様。現実に会ったらすごくきれいだろうなと思うだけに、ちょっとだけ残念ですね。
宇宙脱出船みたいに見える、給水塔
出典:いぐいぐブログ – 2「ペンギンハイウェイ」
現在は撤去されているみたいですが、物語に出てくる、「丘の上の給水塔」がこちら。
右が「貯水池」そして左が「給水塔」ですが、確かに宇宙船みたいに見えますね♪
お姉さんがコカ・コーラをペンギンに変える場所!
出典:Youtube
出典:http://daijiminade.cocolog-nifty.com/blog/files/5902.pdf
アオヤマ君がスズキ君に縛られれて動けなくなった「バスターミナル」がこちら。そしてその後、お姉さんがコーラをペンギンに変えてしまうという衝撃的なシーンの舞台になります。
実際には「小さなプレハブの待合室」はなく、自動販売機がぽつんと置いてあるだけの場所みたいですね。
この「バスターミナル」ですが、あまりにも「地味」なので、ここはあえて脚色したみたいです(笑)大事なシーンですからね。
ハマモトさんに案内されて初めて「海」を見に行くために使った道。
アオヤマ君とウチダ君が「ペンギンを追って」辿った道、そしてハマモトさんに案内されて初めて「海」を見に行くために通った道です。
予告編でも描かれていましたが、きれいに再現されていますね。
アオヤマ君達が通う小学校「生駒市立真弓小学校」
アオヤマ君をはじめ、ウチダ君、ハマモトさんが通う小学校。
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正面玄関
ここはしっかりと再現されていますね。そのまんまですね。
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そして、グラウンドから見た小学校。
出典:youtube
こちらもしっかりと再現されてます。
海辺のカフェ
出典:youtube
物語では、お姉さんとチェスをしたり、何かと登場する「海辺のカフェ」。
予告編では外観は見られませんが、一応、ちょっとはずれにある「サンマルク学園前店」がモデルになっているのではないかと考えられています。
原作では「おいしいパンのある」喫茶店として出てきているのが、その理由です。
<8月15日更新>
ちなみに映画に出てくる「海辺のカフェ」は、どうやら映画オリジナルの外観になりそうです。
見た目はちょっとだけ似てはいますが、場所も違うので「ロケ地」「聖地」としてはちょっと弱いかな?
実際にコーヒーと飲んでみたかったので残念かも。
お姉さんがつとめている「歯医者」
「お姉さん」がつとめている、アオヤマ君がしょっちゅう通っている歯医者。
出典:googlemap
予告編では登場していませんが、設定資料集には掲載されていました。ちょっとマイナーチェンジはありますが、しっかりと再現されていますね♪
現在でも「ともだ歯科」として営業されているみたいですね。実際には、もっと南側に位置しています。
お父さんが通う大学。
お父さんが、日曜日に時々出かけていく大学。
『奈良先端科学技術大学』がモデルになっているとされています。
ここには、ハマモトさんのお父さんが働いているということになってますし、おそらく映画版にも出てくるのではと予想しています。
アオヤマ君が好きな「おっぱいケーキ」を買うケーキ屋さん。
アオヤマ君が、その形、その柔らかさ、そしてそのおいしさから「おっぱいケーキ」と名付けたケーキを買うケーキ屋さん。
現在でも営業されている「ゲベック」というケーキ屋さんがモデルになっているそうです。
出典:https://nara.mypl.net/shop/00000347752/
実際には、映画版の地図の位置よりも、南側に位置していました。小学校の通学路からは、かなり離れていましたね。
ちなみに、アオヤマ君が言っている「おっぱいケーキ」とは、丸いチーズケーキのことみたいですね。こんなやつ。見ていると食べたくなります。
出典:https://blog.goo.ne.jp/inoue_hyo/e/ba79a79ca27d3728ff3f8d38ef125f8d
アオヤマ君とウチダ君が乗っている電車「近畿日本鉄道 7000系・7020系電車」
予告では、アオヤマ君がウチダ君と、そしてお姉さんとも乗る電車。車内もしっかり再現されてますね。
ちなみに、外観もちゃんと出てくるみたいですよ。
出典:Youtube
出典:https://railf.jp/news/2018/02/17/195000.html
出典:https://ameblo.jp/seventhheaven1992/entry-11999574344.html
ちなみに、映画版では「近鉄けいはんな線」が使われていますが、小説版ではおそらく、まだ「けいはんな線」が開通していないころの話なので「近鉄奈良線」が舞台になっているみたいです。
お姉さんと降りる「駅」は?
出典:Youtube
お姉さんと途中で降りることになるこの駅ですが、予想では『生駒駅』なのではないかと思われます。ホームからの画像がなかなかないので、確信はありませんが。
夏祭りが行われる「真弓中央公園」
毎年、夏祭りが行われる公園ですが、こちらもかなり忠実に再現されている模様。
出典:googlemap
予告編では登場していませんが、この開いたスペースに櫓が組まれて、盆踊りが行われます。
現時点でわかっているのはこれくらいですね。
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予告編を見ながら、舞台となる「奈良県生駒市、北大和」の風景をつぶさに調査しましたが、なんだか自分もこの場所を「探検」しているように感じられて、すごく楽しかったです。
映画が公開されたら、自分も聖地巡礼の旅に行ってみようかな?と思っています。
まとめ
今回はアニメ映画『ペンギンハイウェイ』の舞台、ロケ地となっている聖地「奈良県生駒市、北大和」についてまとめてみました!
気になる場所が予告では描かれていないので、本編を見るのが待ち遠しいです。
映画が公開されたり、新しい情報がわかりましたら、また更新いたします!
というわけで今回はここまで!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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