美食探偵明智吾郎3巻ネタバレあらすじ!原作を読んでみた感想も!

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2020年4月にドラマ化される東村アキコさん著のコミック『美食探偵明智五郎』

の3巻のネタバレあらすじをまとめています。

現在1巻から5巻まで出ていますが、全部読んでみて、すごく面白かった。

挟まれるユーモアもテンポが良くて、美食の豆知識もあるんだけどお洒落で美しいくて深い、一気に読んでしまいましたが、素晴らしい漫画体験でした!

というわけで今回は『美食探偵明智五郎』3巻のネタバレあらすじをまとめていこうと思います!

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『美食探偵明智五郎』3巻の登場人物紹介!

わかりやすくするために登場人物の紹介を!

明智五郎・・・探偵事務所『江戸川探偵事務所』の探偵。扇屋百貨店オーナー明智大五郎の息子。小さい頃からおじいちゃんに美味しいものをたくさん食べさせてもらったせいか、本物の味のわかる美食家。顔はびっくりするほど整っているが、全体的に古風なので年上に見られることも。ワゴンでランチを販売している小林苺のランチを利用している。

小林苺・・・原宿でワゴンでランチを販売している女子。実家は仕出し屋。ワゴンランチながら、下ごしらえから調理法まで手間と工夫を惜しまない料理で、美食家の五郎に認められている。五郎にいつもこき使われてしまうが、ものをねだる図々しさも兼ね備えた女子。面白い。

マグダラのマリア・・・第1話で明智五郎と関わり、それから事あるごとに明智と関わることになる美女。自分を「マグダラのマリア」と重ね合わせ、次々と罪を重ねていく。

れいぞうこ・・・旦那さんのお母さんがおかずを大量に送ってくるので迷惑している主婦。マリアと出会い、人生が変わってしまう。

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美食探偵明智五郎3巻ネタバレあらすじ

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ある女性が白くて大きい冷蔵庫を前にしていました。

料理が好きな彼女は、いろいろな美味しいものを旦那さんに食べさせて上げたいけど、実家のお母さんから大量の「息子の好きなおかず」が届いてくる。

本当は自分が作ったものを食べてもらいたい、だけど・・。

その女性の旦那さんはトレーダーをしており、ずっと家にいる生活。家計は潤ってはいたが、ずっと家にいる仕事なので3食家で食べます。

しかし旦那さんが食べるのは彼女のつくったおかずではなく、お母さんから送られてくる濃い味付けのおかずばかり・・。

旦那さんに「お母さんに、もう作らなくていい」と伝えてくれと言う彼女に対し、さも当たり前のことのように「お前の作る洋食よりこっちのほうがヘルシーだし美味しいよ」という旦那。

ついカッっとなった彼女はテーブルのおかずをひっくり返してしまいます。

それを見た旦那は怒り、床に落ちたその「おかず」を食べさせるのでした、

 

疲れ果てたその女性は、ネットの知恵袋で「姑が食料品を送りつけて来るので困っている」と投稿すると、返事が来るのでした。

「可哀想に、私も同じような体験をしたことがあるので気持ちがわかります。」

その差出人のハンドルネームには、MARIA MAGDARA

そう、「マグダラのマリア」と書かれていました。

その女性は、マリアに悩みを相談することに。ネットでマリアと対面しながら話をします。

女性は、床に落ちた食べ物を食べさせられた、豚みたいに、というとマリアは、その旦那さんはあなたのことを家畜としか思っていない、だから冷蔵庫の中身を全部捨てて、それから指示を待ちなさいと言います。

 

早速実行に移し、冷蔵庫の中身をすべて捨てる女性でしたが、その行動に怒りをあらわにした旦那に離婚を切り出され、その場の勢いで旦那を刺し殺していしまいます。

マリアはそれを知り驚くのですが、こう言います。

「良かったわね、冷蔵庫を空っぽにしておいて・・・」

 

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五郎は、小中高一貫の学校の同窓会の幹事を任され、現地に赴きます。そこで同窓生の桐谷が来ていないことを知り、電話をかけます。

「プルルルル」

電話が鳴ったのは、あの旦那さんを刺殺してしまった女性の家でした。

「出ないで!」女性の家には、ある男性がいました。なんとその男性は2巻で客をパンで窒息死させた、あの「シェフ」がいました。

「さあ、始めるぞ・・・・」手に手袋をはめたシェフが、旦那さんの体の解体をはじめました。

旦那さんを刺した女性、マリアからは「れいぞうこちゃん」よばれた女性も、その手伝いを始めます。

 

同窓会に来なかった桐谷を心配して、桐谷の家に来る五郎。いいタイミングで宅配員が来たので、中に入る宅配員と一緒にマンションに入ります。

桐谷の家のチャイムを押すのですが、誰も出ません。

ちょっと怪しいと睨んだ五郎は、水道メーターを見てみるのですが、電気も水道のメーターもしっかり動いていました。誰かが中にいて、しかも居留守を使っているらしい。

 

中では旦那さんの解体作業が続いていました。ただ、「れいぞうこちゃん」は、解体をすることをためらっていました。

マリアは、あなたならできる、お料理得意でしょう?

毎日毎日どこかで誰かが人を殺してる。死体さえ出なければあなたは自由になれる。その自由のための初めての「料理」がこれなんだといいます。

「死体さえなくなれば、殺人事件は発覚しないんだから」

 

五郎が桐谷の家の前にいると、ちょうど桐谷の家に宅配便が届きます。勝手に桐谷だと偽って受け取る五郎。そしてまた桐谷の家のチャイムを押します。

しかし、誰も出ません。

アパートの中では、早くも嗅ぎつけてきた五郎に対してマリア

「もう私を見つけてくれたの?いろんなものを飛び越えて、私達は赤い糸で結ばれているのね、私の愛するアダム」

とつぶやくのでした。

 

荷物と一緒に事務所に帰った五郎は、届けもとに電話してみると、桐谷の実家でした。

中身を開けてみると、実家の母親の作った惣菜でびっしりでした。

高校のときから寮で生活していた桐谷は、ずっとこうしておふくろの味を送ってもらっていたと五郎は思い出します。

ただ苺は、言います「奥さんはいい迷惑だったでしょうね」

旦那さんがいつまでもお母さんの味が好きなこともあるし、自分の料理も食べてもらえない。こんなの地獄だ。お母さんによる「キッチンハラスメントだ!」と言いました。

何かを感づいた五郎は、苺に「車を出してくれ」と頼みます。すっかり五郎の運転手になっている苺でした。

そのころ桐谷のアパートでは、旦那さんの解体が終了し、大きな白い冷蔵庫にびっしりと、美しく収納されていたのでした。

 

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「れいそうこちゃん」は、過去のことを思い出していました。旦那さんと出会ったときのこと、結婚したこと、楽しかった思い出はどんどんと崩れて、旦那さんに暴力を振るわれるようになったことや、次々に送られてくる食品に我慢していたこと。

「自分は頑張ったのに!我慢したのに!」その記憶を、旦那の死体にぶつけながら、解体作業をしました。

ちょっと冷静になった「れいぞうこちゃん」はシェフに聞きます。いつもこういうことをしているのかと。「一人殺したら、あとは何人殺しても同じだ」

どうやら、シェフ、あれから何人か、殺人を犯しているみたいでした。

 

その頃、五郎は桐谷のことを思い出していました。状況を整理すると、桐谷に何かが起こったと感じていた五郎でした。

高校のとき、桐谷はお母さんから送られてきたおかずをいつも食べていました。

桐谷は、都会の食べものは口に合わないからと言っていました。一度おかずを分けてくれという五郎に対し、それは恥ずかしいという桐谷。

「恥ずかしいことはない、君が育った地域の誇るべき文化何だ、東京育ちの僕には羨ましい」

というと、嬉しそうにしていた桐谷だったのでした。

 

場面は桐谷のマンションに。

マリアとシェフが話していますが、このマンションのごみ捨てはすごくて、24時間捨てられる上に「ゴミドラム式」という、ゴミを撹拌圧縮して、外に匂いを漏らさないというハイテクな仕組みに鳴っていました。

少しずつ死体を捨てていけば、絶対にバレることはない・・・。

そう思った矢先、旦那のパソコンに五郎からメールが。

来なかったことを心配しているというメールでしたが、マリアは「死体がなくなるまで怪しまれるとまずい、今すぐ返信して!」と指示。

「れいぞうこちゃん」にできるだけ「旦那さんっぽく、怪しまれないように」返信をしろと頼みます。

五郎は返信を受け取りましたが、このメールは明らかに桐谷から送られたメールではないことに気づきました。

メールのPSに

「おふくろの煮物、田舎の味付けで君の口には合わないと思うよ。傷んでいるといけないから捨てといてくれ」と書いてあったからです。

あんなに田舎の味を好んでいた桐谷が、おふくろの味をけなすはずがない。そう思った五郎は急いで苺に、車を出させるのでした。

途中、刑事の上遠野たちをのせて桐谷のマンションに。五郎は自分の同窓生が事件に巻き込まれている可能性があると説明します。

その頃、マンションでは、桐谷の解体された体が、少しずつ込み捨場に捨てられ始めていました。

 

MENU10

五郎は桐谷のマンション内が怪しいので知り合いの刑事上遠野に調べてほしいのだが、令状がないと家に入れない。

その時、桐谷の家にまた荷物が届く。ドサクサに紛れて桐谷のマンションのドアの前までついていく一行。

五郎は宅配便を受け取りの出てきた「れいぞうこちゃん」に声をかける。桐谷の同級生の明智だと言うのだが、そそくさと部屋に入りドアを閉めようとするれいぞうこちゃん。

締まりかけたドアに足を突っ込む五郎。

焦るマリア一同。しかしマリアは焦らず「家に入れなければいいだけの話よ!」と。

れいぞうこちゃんは焦ります。「警察呼びますよ!」

「警察なら」後ろから上遠野がでてきて言います。

「明智吾郎、住居侵入罪の現行犯で逮捕する!」

五郎の手に手錠をかける上遠野だが、次の瞬間言います。

「では調書を作るので、奥さん、家の中に入れてください」

わざとドアの隙間に足を突っ込み、そこを現行犯逮捕させて調書を取る、という裏技です。

 

警察に踏み込まれると睨んだマリアは、シェフに「逃げなさい」と忠告。

れいぞうこちゃん、いったんは家に入ることを許しますが、今パジャマなので着替えさせてくれといい、いったん家の中に入ります。

そして、五郎一行を家の中に招きます。その時、入れ違いでれいぞうこちゃん、ゴミを捨てに外に出ようとします。

怪しいと睨んだ五郎ですが、ゴミの中身は普通のゴミでした。

 

部屋の中を更に調べる五郎。奥の部屋の窓が、今さっき誰かが逃げたように空いており、そこに置いてあるパソコンの画面には、どこかの部屋が写っていました。

そしてその部屋の奥には、ダヴィンチの描いた「最後の晩察」の絵が飾られていました。

そして、れいぞうこちゃんのあとを追う五郎でしたが、彼女はすでに、ダストシュートの穴に落ちてしまったあとでした・・・。

 

五郎は負けました。桐谷を救うことができなかったことを、激しく悔やむのでした。

 

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美食探偵明智吾郎3巻の感想

今回の五郎は、同級生を救うことができなかったということで、完全に負けてしまいました。

コメディもたくさんあるんですが、シリアスなところはシリアスで、マリアが出てくるところは現代的な問題も風刺していたり、ロマンティックなところがあったりと、いろいろな面のある作品ですねこれ。

足を挟んでおいて、家宅侵入で捕まえさせて、調書を作るために家に入るという裏技が出てましたが、こんなことできるんでしょうかね?

さてさて、今回は死体も出てきたので、事件にはなったのですが、加害者であるれいぞうこちゃんもいなくなってしまいました。

ダストシュートから落ちたんで、おそらく死んでいるんだと思うんですが・・・・。

しかし、五郎が気づくのがもうちょっと遅かったら、何の証拠もなく、今でも旦那さんは「生きている」ことになってしまいそうですね。

家に出ないトレーダーだったとしても、自分の存在を知ってくれている友達くらいは作っておいたほうが良さそうですね。

いやはあ今回も面白かった!

シェフも逃げましたし、次はどんな人がマリアにしてやられてしまうんでしょうかね?

 

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まとめ

今回は今度ドラマ化されるコミック『美食探偵明智五郎』3巻のネタバレあらすじをまとめました。

だんだんと仲間が増える「マリア」ですが、次はどんな殺人が行われてしまうのか、楽しみでもありますね・・。

というわけで今回はここまで!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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