日本発!!白A(Siro-A)のパフォーマンスが、アメリカ、海外で高評価!!
会社のお昼休み、スマホでニュースサイトを見ていると、見慣れない名前・・。「白A(Siro-A)」という日本発のパフォーマンス集団が、アメリカをはじめ、海外でものすごく評価されているという記事を見つけました。そして、そこでリンクされている動画を見てみたら、すごかった!!
論より証拠、百聞は一見に如かず、とりあえず動画を見てみてください!!
この動画は、アメリカの人気番組『America’s got talent』という番組の動画です。有名なオーディション番組ですね。この回では残念ながら準決勝(セミファイナル)で落ちてしまいましたが、審査員も、会場のお客さんもかなり沸いていましたよね!
不思議なことに、日本ではまだ余り有名ではないのですが、2012年にはドイツ、デンマーク、オーストリア、フランス、スイスのヨーロッパ5カ国を回るツアーを敢行!!2013年にはロンドンで155日間のロングラン公演。そして2014年は再びロンドン117公演のほか、ドイツ・アメリカツアーも行っっているという、もう完全にグローバルなパフォーマンス集団。日本よりも海外で有名な日本人です。
今回は、この日本人パフォーマンスグループ『白A(Siro-A)』についていろいろ調べてみました。
『白A(Siro-A)』プロフィール
白A(=何色にも属さない、何者とも特定できない)
「テクノサウンド」と「映像」そして「パフォーマンス」の融合を表現する次世代型エンタテイメント集団。
2002年東北・仙台で結成。 2011年に、世界最大の演劇祭「エディンバラ・フェスティバル・フリンジ」にて1ヶ月の公演を行い、『Spirit of the Fringe2011』を受賞する。 2012年にはドイツ・デンマーク・オーストリア・フランス・スイスの5カ国を周るヨーロッパツアーを実施。 2013年は、ロンドンにて、155日間に及ぶロングラン公演を行った。 2014年はドイツ・アメリカツアー、そして全117公演に及ぶロンドンロングラン公演を行い、 「London Cabaret Award」 のBest Circus/Speciality Act部門を受賞した。
名前の由来は「色のない『白』と名前のない『A』で『白A』。個性と自我を封印し、観る人の脳内を刺激し自分たちも化学反応のごとく変化していく。 これは“白A”という手段である。ということです。
どうやってやってるの?これ・・・。
白Aのステージ、実際にはどうやって作られているのかというと、空間やステージ上にプロジェクションマッピングで映像を映し出して、映像とダンス、音楽を組み合わせて作られています。あらかじめ作られた映像とダンスや動きのタイミングを合わせて、ああいったパフォーマンスを実現しています。
ダンスと映像がぴったりシンクロしているところもすごいと思いますが、びっくりするようなアイディアが盛り沢山に練りこまれているところもすごいと思います。
もともとは、高校の演劇部の同級生?
白Aの母体となるメンバーは、仙台の高校の演劇部。卒業後はそれぞれが劇団などに入団して、それぞれに活動をしていた。その後、劇団内で特に仲の良かったメンバーを中心に6人が集まって、”演劇”という枠を超えて「もっと面白い事をやろう!」と始まったのが白Aだということです。
「活動の場はライブハウスなどで、もっぱらアンダーグラウンドでしたね。コントをやるほか、絵を描き、アート作品を使い、詩を読み、ヌードになってみたり。ステージで表現したいことが多すぎて、あらゆることを試していました」白塗り集団「白A」 世界をうならせたパフォーマンス
ヌード写真集を作ったり(笑)、地元のテレビ局にお金を出し合ってCMを出したりしていたらしいです。いろいろと試行錯誤を繰り返すうちに、今の映像と動きをシンクロさせる表現方法に至ったのだとか。
飛躍のきっかけは『アミューズ主催の劇団イベント』
2009年、芸能プロダクションのアミューズが主催していたイベントに東北代表として参加し、その時準優勝にを勝ち取ったことでアミューズと契約することに!そこから、プロとしての一歩が始まったということです。アミューズと契約して、最初に言われたことが面白かった。
アミューズと契約して言われたことが、「痩せてください」。僕たちぶっくぶくでしたから(笑)。大好きなラーメンのおかげで、太った面白いドリーマーだったんです(笑)。さらに活動内容において「ポエムとかヌードとか雑多なものいったん置いといて、“ここ”を強化しましょう」っていう区画整理が入ったんですよ。僕たちが大好きだった、お客さんに“うまい棒”を撒くパフォーマンスも封印された。そこで初めて、プロとは何か?ファンやお客さんに届くものとは?ということを考え始めたんです。ようやくお客さんとの対話を意識し始めた。凄まじいシンクロで世界を魅了するパフォーマンス集団SIRO-Aインタビュー!
確かに、うまい棒撒いてたら海外での活躍はなかったかも知れない(笑)プロデュースというものは、表現活動で結果を出していくためには、とても大事なことなんですね。
自分達は、海外が合っている?
アミューズに所属してから、上海万博の日本パビリオンで行われたイベントに出演した白A。今まで、海外での活動など全く想定していなかったメンバーは、目の前のお客さんたちが熱狂するのを見て、「自分たちでも違う国の人たちを楽しませることができるんだ」と感じたとおっしゃってます。反応のダイレクトな海外のお客さんたちとのステージを通じて、海外でやっていけるという確信を徐々に得ていった。
「お互いのアピール合戦のようなダイレクトなコミュニケーションが、すごく心地いいんです。オーディエンスとの距離がこれほど縮まるなんて、思いもしませんでした」白塗り集団「白A」 世界をうならせたパフォーマンス
もともとヌード写真集出したり、ポエムを朗読したり、うまい棒を配っていたりと、”日本の枠”には収まりきらなかった彼らも、海外でなら受け入れられたのでしょうね。何においても清潔感やキレイさを求められる日本では、確かに受け入れられづらいかも知れませんね。
そんな彼らが日本に!!
これからも今までどおり世界中でパフォーマンスを行っていく白Aですが、2015年12月20日 (日) 恵比寿 ザ・ガーデンホールでのライブが決まっています!詳しくは白AのオフィシャルHPでご確認を!!
まとめ~予想以上にすごかった!!~
白Aのオフィシャル動画はYouTubeなどの動画サイトに数多く上がっているので、見てみてください。上に紹介した動画意外にも、かっこいいやつが沢山ありましたよ。
最近、日本では余り省みられなかったことが、海外からの評価で日本人が自分達のよさを再発見するということが良くありますね。ブルーボトルコーヒーや、爆買いにみる日本製品の質の高さなど。日本人って、やっぱりもっと、自分たちのことを評価してもいいのかも知れませんね。
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