映画ワンピースフィルムGOLDの主題歌を歌うアーティストは誰?
出典:ワンピースフィルムゴールド公式HP
こんにちはうさぎです。
2016年7月23日(土)から全国で公開される大人気漫画『ワンピース』の劇場版、『ONE PIECE FILM GOLD』
なんと今回で13作目!いまだ衰えることのないワンピース人気、本当にすごいですね。
さて、この『ONE PIECE FILM GOLD』の主題歌を歌うことが決定したアーティスト『GLIM SPANKY』ちょっと耳慣れないアーティストですが、どんな人たちなんでしょうか?
今回は、今作では原作者、総合プロデューサーでもある尾田栄一郎さん自ら推薦したということで、これから注目されるアーティストになりそうなGLIM SPANKY(グリムスパンキー)について、いろいろ調べてみたいと思います。
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『ONE PIECE FILM GOLD』主題歌を歌うGLIM SPANKY(グリムスパンキー)プロフィール
GLIM SPANKY(グリムスパンキー)メンバー
・松尾レミ (1991年12月7日生まれ)
ボーカル、ギター、作詞と作曲も担当しています。
・亀本寛貴 (1990年8月24日生まれ)
ギターを担当。
長野県松川高等学校に在籍していた二人、松尾レミさんが文化祭の為に結成したのがそもそもの始まり。
高校では軽音部が禁止されていた為、ドラムの人意外みんな「素人」だったが、バンド練習が楽しく、律儀に練習を繰り返していたそう。
そしてその1年後、SCHOOL OF LOCK!、TOKYO FM、Sony Music、au主催の10代のアーティストのみによるロックフェス『閃光ライオット』にて全国5500組のうちの14組ファイナリストに選ばれるという快挙!!
これはすごい!!
当時、一学年上だった亀本さん、バンドの練習をするために、週に一回、進学先の名古屋から長野にバスで通っていたらしい・・・。健気だなあ・・。バイト代は、ほとんどバス代に消えて行ったそうです。
松尾さんが高校を卒業、日本大学芸術学部に進学、と同時にドラムとベースの人が脱退。
それから、亀本さんが本格的に東京で活動をするために状況。ここからGLIM SPANKYは本格的に活動を始めていきます。
注目されたきっかけは、水原希子のCM!?
それまでも、「SPACE SHOWER MUSIC」から「MUSIC FREAK」という5曲いりのミニアルバムを発表したり、全国ツアーを行ったりなど精力的に活動していたGLIM SPANKYですが、水原希子がセクシーに踊る「スズキワゴンRスティングレー」のCMで注目。
CMの中の曲、ジャニス・ジョップリンの「MOVE OVER」を松尾がカヴァーしたことがきっかけで、さらに注目される存在に。
このページからCMが見られます。
この「MOVE OVER」を歌う松尾さんの声がカッコイイ!!ホント、GLIM SPANKYの魅力はこの松尾さんの歌声にもありますね。
それからは、
・テレビ東京系ドラマ「太鼓持ちの達人〜正しい××のほめ方〜」の主題歌『褒めろよ」
・園子温監督映画「リアル鬼ごっこ」イメージソング・『リアル鬼ごっこ』
・視覚障害者による5人制サッカー・ブラインドサッカーの日本代表公式ソング『NEXT ONE』
そしてこの年、メジャー1stアルバム「SUNRISE JOURNEY」を発表!いよいよメジャーデビューを果たします。
プロデューサーにいしわたり淳治、亀田誠治を迎えてのメジャーデビューです!
いろんなCMのカバーやってました!!
実は松尾さん、ワゴンRのCMだけでなく、いろんなCMでその歌声を披露しています。
・CM「AEON イオンモール 2014秋(栗山千明)」オリジナルの曲です。
http://music-net.net/aeon-2014aw/
・CM「ちふれ化粧品」こっちもオリジナルの曲。
http://music-net.net/chifure-remi/
・CM「イオン MENS SUIT」
https://s.aeontown.jp/aeon_suit_men_cm.php
・CM「ロリエ、フィッティングルーム編」
やはりその”声”に、かなり注目が集まっている模様ですね。
そして、ワンピース尾田栄一郎さんからも!!
いろんなところで使われる松尾さんの声ですが、ワンピースの原作者尾田栄一郎さんの耳にも止まることになります。
『ONE PIECE FILM GOLD』の主題歌に抜擢されたのは、尾田栄一郎さんの推薦があったかららしいのです。
「今回の映画『GOLD』は音楽による雰囲気作りがとても重要で、この声が欲しかったのです。皆さま、ぜひ映画館でGLIM SPANKYのゴージャスな歌声にシビレてください!!」
出典:オリコンスタイル
ちなみにこの曲、グリムスパンキーがこの映画の為につくった「書き下ろし」の曲!
尾田先生直々に「ルフィと、ONE PIECEと闘う気持ちで、主題歌を作ってください!」と頼まれたそうです。
松尾さん、ガッツリ「ワンピース」で育った世代だということもあり、かなりテンションが上がったことコメントしていた様子。
そりゃ、自分が見てきた作品の主題歌を担当できるなんて、夢みたいな話だからなあ・・。
松尾さんが持つ「音楽」への原体験。
松尾さんも亀元さんも同じ高校、長野県。長野県と言ってもかなり広いですが、場所によってはかなり”閉鎖的”な価値観が未だに根強い地域も沢山あります。
松尾さん、小さい頃から絵や音楽などの芸術が好きで、大学も美術大学を志望していました。
そしてこんな事件が・・・。
――でも以前のインタビューでは、“夢を語るだけでバカにされるような環境だった”って言ってましたよね?
「それは学校以外の場所ですね。地域の人だったり、先生以外の大人にはかなりいろいろ言われたので……。いちばん最初に言われたのは 、生徒会と地域の 人との交流会だったんですよ。そのなかで“どんな大人になりたいか、どんな職業に就きたいか。高校生のみなさんの夢をひとりずつ聞かせてください”というコーナーがあって。まず生徒会長が“町の企業に就職して、幸せな家庭を持ちたいです”と言ったら、拍手喝采だったんですね。“素晴らしい。うちの町に貢献してくれるんですね”って。次は私の番だったんですけど、まさかミュージシャンになりたいとは言えなかったから、“美術大学に進みたい”って言ったんです。そしたらもう、“美術大学”って言った時点で大人たちがクスクス笑いはじめて。何言ってんの?美術大学なんて行けるわけないでしょって」
――なるほど……。
「私の地元では、美術大学に行くことさえ夢物語なんですよ。“どうやってごはんを食べていくつもり?”みたいな。そのあと“美術大学に通いながら音楽を続けようと思ってるんですけど、おかしいですか?”って言ったら、今度はドッと笑いが起きたんです、会議室全体で。すごい屈辱というか、怒りを通り越して、悲しくて。“ちょっと待ってください。私はただ、自分の好きなことをやれる大人になりたいんです”って言ったんですけど、“これ以上、この人たちには何も言えないな”と思って」
――その悔しさはいまも残っている?
「そうですね。“いつか見てろよ”って思ったし……。すぐに“こいつらさえも、私の曲で感動させてやる”っていう気持ちになりましたけどね。それで書いたのが『焦燥』だったんですよ。あの曲で〈閃光ライオット〉のファイナリストになれたし、自分たちの曲が世間に流れ始めた第一歩になったっていう」
――ホントに負けず嫌いというか、逆境をバネにするタイプなのかも。
出典:CDジャーナル
松尾さんが高校生の頃って、まだ10年ほど前の話で、正直うさぎも長野県民ですが、そんなことで笑う大人がいるって事が信じられない・・。
しかし、そこでの体験をバネに、ここまできたわけだから、ホント、気合が入った人間にとっては、向かい風は飛躍するためのエネルギーにしかならないという証明ですな・・・。
まとめ
今回は、『ONE PIECE FILM GOLD』の主題歌をつとめる「GLIM SPANKY」について掘り下げてみました。
なんだか松尾レミさんの記事ばかりになってしまったので、次回はもっと他の側面にもスポットを当てて掘り下げていけたらと思います。
先日、「やついフェスティバル2016」という音楽フェスに参加してきたうさぎですが、そこにも「GLIM SPANKY」が出演していて、もちろん聞きに行きましたよ!!
リハーサルからピリピリした雰囲気で、音楽にかける思いがひしひしと伝わってくるようでした。もちろんワンピースGOLDの主題歌「怒りをくれよ」も演奏してくれましたよ!
これからも、もっと活躍して欲しい二人組みですね♪
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