昼ドラ『嵐の涙』第44話(最終回)のあらすじ、ネタバレ、感想!みんなありがとう!!
こんにちはうさぎです。
いよいよ最終回を迎えた『嵐の涙』。これで長い歴史を誇る”昼ドラ”も終わりを迎えると思うと、寂しい限りですね。
前回、なぜだか”岩上の結婚の申し出に里子が了承する”といったものすごい展開を迎えた嵐の涙。
さてさて、本当に岩上と里子は結婚してしまうのか、それとも何とか阻止できるのか?
前回43話のあらすじ、ネタバレ、感想はこちら。
昼ドラ『嵐の涙』第43話のあらすじ、ネタバレ、感想。里子、岩上と結婚?
1話から42話までのあらすじなどはこちらにまとめてあります。
サトエリ主演『嵐の涙』出演者・ストーリーまとめ!相関図など。
昼ドラ『嵐の涙』第44話(最終回)のあらすじ、ネタバレ。
では行ってみましょう!
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岩上、枝川家の秘密を暴露しない変わりに、里子に結婚を迫ります。
まわりは、「何をアホな事を・・」という反応でしたが、当の里子は、それで枝川家の秘密を守ることができるのならと結婚を承諾します。
信じられないという表情の枝川家。
里子、結婚する代わりに、春子は、枝川家で育ててもらうことが条件だと岩上に。
今の岩上と春子を、一緒に生活させるわけにはいかない、実の父親が人に復讐する姿を見せたくないと言う配慮からでした。
その条件をのむ岩上。
里子、春子をよろしく頼むとまきに。
「まきさん、私も望んで結婚するわけではありません。でも、、どんな人でも、春子の実の父親には違いないんです。だから岩上さんに真人間になってもらいたいんです。」
どこまでもまっすぐな里子。「人は変わることができる」その信念を曲げるつもりは毛頭無いようですね。
里子、今まで傷ついた事への復讐が終わったらきっと変わってくれると信じていると、岩上に。
里子、岩上がもし、春子をほって置かなかったら、今の自分は死んでいたかも知れない。だからある意味、岩上は命の恩人。だから尽くす義務がある、そう言うふうに捕らえてくださいと、枝川家のみんなに理解してくださいと頭を下げました・・・。
宮崎工房。
宮崎先生。まきへの引き出物が完成したみたいです。これから春子、里子、宮崎先生とで枝川会館に納品に。
枝川家。すみれの部屋。
まき、すみれに、里子と岩上が結婚するかも知れない。そして、春子を枝川家に預かることになるかも知れないとすみれに説明しています。
すみれ、どうして岩上と里子が結婚しなくてはならないのかよくわからないと・・。
うん、それはそう思う。
まき、自分も実はよくわからないので、実際に岩上に会って、真意を確かめに行くつもりだとすみれに。
すみれも、春子は、里子と一緒に暮らすのが一番いいとまきに告げていました。
すみれは、本当に春子を思っているんだなあ・・。
枝川家 大造の部屋。
剛太郎、岩上に会ってきたが、話を聞いてくれなかったと大造に報告します。
まきも岩上に会いに行くそうで、剛太郎も、再び掛け合ってみるらしい・・。
ここで大造、剛太郎に、そういえばきちんと謝っていなかったと・・。雄介を剛太郎としてすりかえてしまったことへの謝罪が出来ていないことを謝ります。
しかし剛太郎、もう過去を振り返るのはやめるといいました。父親に言われた一言を思い出しながら。「人生が困難なときは、前に進むほうを選択したほうがいい。母さんだって、雄介が前に進もうとしているから、会いに行こうとしなかったんだ」
剛太郎、すみれに素敵な旦那さんが見つかることを励みにがんばると大造に。
大造、これからのことを頼むと、剛太郎に念を押しました。
スナック順子
里子、春子に岩上と結婚すること、そして春子が枝川家で暮らすことについて説明しています。
もちろん春子、全然納得がいきません。そりゃそうだ・・。
そこに順子が帰ってきます。なんだか沈んだ雰囲気です。
「大地に・・会ってきた・・・」
「どうだった?」と聞き返す里子。
「会いたく無かったって言われて、走って逃げて行っちゃった・・」
順子、落ち込んではいますが、なんだかすっきりしたとも言いました。何もしないでいるよりは、よっぽどマシだったと言うことですな・・。
里子、ここで順子に「話がある・・」と切り出します。
改まった雰囲気に、なんだか緊張する順子でした・・・。
枝川家、大造の部屋。
照が大造の部屋に入ってきます。
大造、どうやらまきにも告げずに、このまま旅に出るみたいです。
照、どうしても一人で行くのかと、大造に・・。
自分の犯した罪の時効はすぎても、穢れは消えていない。だから一人で行く。
冷たい雨に打たれることも、心が折れることもあるだろうけど、負けずにいたいと・・。
「いい、旅になるといいですね・・」照、やっとそれだけ言いました。
大造は、照を抱きしめ、「いろいろありがとう」と・・。
いよいよ、旅にでるんだね、大造さん・・。
「やめなよ!そんな結婚!」
里子、順子に岩上との結婚のことについて説明するも、もちろん反対されています。そりゃそうだ・・。
春子と同じく、納得できないと里子に告げます。そりゃそうだ・・。
と、そこに訪問者が・・。
まきと剛太郎です。
「里子さん、岩上さんが、結婚を思いとどまってくれました」
「ホントですか!!」立ち上がって喜ぶ里子。やっぱり嫌だったんだね・・。
岩上から伝言を預かってきたというまき。
岩上、里子の「人は、変わることができる」と言う言葉が、本当なのかどうか、確かめたかっただけだったみたい。
どうやら岩上、過去にある有力者に裏切られ、出版社をやめざるを得ない事態に陥ってしまい、それから人を信じられなくなってしまった。
そしてなんと、そのある有力者というのが、里子の父親だったらしい。
里子、そんな、人を裏切ってばかり人でも、そんな父親がいなければ自分は生まれていなかった、感謝しないととつぶやきました。
ここで剛太郎、バッグから封筒を取り出します。
岩上が、里子から奪ったはずのお金を返してくれたらしい、500万!良かったね里子!!
そして、岩上、里子に伝えてくれとまきに。「今まで春子を育ててくれてありがとう、これからもよろしく」と言っていたと・・。
岩上、物語の最後の最後に、ようやく真人間になれました!!これもすべて、里子の勇気のおかげだね・・。
スナック順子に誰か尋ねてきます。
里子が旅館で勤めていたときの「直子さん」が尋ねてきました。宮崎先生がスランプから立ち直ったと聞いて来たんだと・・。
「宮崎先生から聞いたんだけど、里子さん引っ越すんですって?」と直子さん。
ここを離れて、新しい生活をするつもりだと里子。やっぱり引越しをするんだね・・。
枝川家 すみれの部屋。
すみれ、春子に、引っ越しても、秘密詩人の会を続けようと。
最近、新しい秘密を見つけたらしいすみれ。
「この前、お父様とお母様が、キスをなさっていたの!」と興奮気味に語りました・・。
スナック順子
直子さんに今まであったことの顛末を語る里子。
「そんなにいろんなことがあったのね・・・」
確かに、ものすごくいろんなことがありましたね。
すべて丸く収まったんだから、街を出て行かなくてもいいのではと直子さん。
しかし里子、すべてをリセットするためにも、気持ちを新たに人生を送りたいと直子さんに・・。
「大女将との約束どおり、私はこれからも覚悟を持って生きていくつもりです」
直子さん、里子の新しい生活のはなむけとして、「花嫁のれん」の風習の話をします。
今では綺麗なものも多い「花嫁のれん」だけど、昔は険しい崖などの厳しい絵柄が描かれていた。厳しい岩山や断崖を乗り越えたつもりになって、婚家から戻ってくることがないよう、親から娘への願いがこめられていると・・。
「だから、花嫁のれんは、”覚悟ののれん”とも言われているの」
そう説明した直子さん、今度”かぐらや”に来たときに、自分の花嫁のれんを見せてあげると里子に約束しました。
そして、この世は優しい人であふれているから、大丈夫、と里子を励ましました。
いよいよ出発の日。
枝川家の玄関で別れを告げる里子と春子。
枝川家のそれぞれが別れの言葉をかけると、里子と春子は玄関から出て行きました。
すると、すみれが里子を呼び止めます。
「私を産んでくれて、ありがとう・・・」
にっこり笑ってそういった後、玄関に戻っていきました。
スナック順子
引越しの荷造りが終わり、新しい家が見つかったら荷物を送ってくれと里子は順子に頼みます。
どうやら順子も一緒に住むみたいで、自分の部屋もあるところを見つけてくれと頼んでいました。
春子、順子と里子が買い物に行っている間に、順子に電話があったと伝えます。
そして、新しい土地へと、出発していきました。
里子と春子が出て行ったスナック順子に、誰かが訪ねてきます。
振り返る順子。尋ねてきたのは、順子の息子、大地でした。
海を眺めながら、里子と春子がお弁当を食べています。
「お母さん、この町で、沢山涙を流したね・・」
「そうね、でも、お母さんも春子も、泣いた分だけ、強くなれた気がしない?」
「するする!きっと涙の分だけ、強くなったんだね」
「そうだね、涙の分だけ、強くなれたんだ・・」
春子、海に向かって叫びます。
「お母さ~~ん!大好き~~~!」
里子も海に向かって
「春子~~~!大好き~~~!」
「みんなありがとう~~~!」
そう叫んで、第44話終了・・・。
『嵐の涙』第44話(最終回)の感想。
いや~終わりました終わりました。
昼ドラを通しで、こんなに真剣に見たのははじめての試みだったので、とても新鮮でした。
予想していた通り、やっぱり春子と生きる事を選んだ里子。しかし、そこに至る経緯が予想を遥かに超えていて、面白かったです。
最後の最後に、まさかの”岩上と結婚?”という驚きの展開もありましたが、結局は岩上も、過去に裏切られていた被害者だと言うこともわかり、すべては丸く収まりました。
でも、こんなにいろんなことがあったのに、結局ハッピーエンドで終了して、良かった良かった。
まとめ
最初から過酷過ぎる状況だらけで、ここまで”親の愛情”を試される事もないだろうという極限の状態でしたけど、結局のところ、血のつながりがあれば”親子”なのではなくて、どれくらい愛情を”家族”に対して注ぐのか、それが大事なんだというメッセージが伝わってきたように思います。
それにしても、みんな、本当に強かったなあ・・。
みんな、本当によくがんばった、そんな感想です。
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