美食探偵明智五郎に出てくるマグダラのマリアって何が元ネタ?どいう言う意味?
2020年4月にドラマ化される『美食探偵明智五郎』
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【主演 #中村倫也】×【原作 #東村アキコ】による
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中村倫也さんが主演ということで、かなり役柄にピッタリだと感じておりますが、非常に楽しみです。
さて、原作漫画に出てくる、五郎のライバルが「マグダラのマリア」を名乗っていますが、
この『マグダラのマリア』ってどういう意味なんでしょうか?
というわけでいろいろ調べてみました。
美食探偵明智五郎に出てくるマグダラのマリアって何が元ネタ?
「マグダラのマリア」
とは、キリスト教の聖書の中に出てくる人物です。
ここで「こういう人物です!」とはっきりと言えればいいのですが、なにせ「聖書」のなかに出てくる女性ということで、いわゆる「諸説あり」状態なんですね。
最近の研究ではこうだった!とか、歴史の新事実が出てくるたびに解釈も変わってしまうような、
「謎の女性」なので、「こういう人です」とはっきりとは言えません。もどかしいですが。
なので、
ここでは一般的にマグダラのマリアはこう捉えられている、という情報だけ紹介しようと思います。
じゃないと混乱してしまいますね。
あくまで「ざっくりと」理解できる程度のとどめたいと思います。
・聖書に登場し、イエス・キリストに従った聖人の一人
・キリストが復活するときに、そばにいたことで有名!絵画にも多数残されている。
・「罪深い女」とされることが多い。娼婦として描かれることも。
・復活したイエスに触ろうとして「我に触るな」と言われた。この場面も有名で、絵画に残っている。
・イエスと一番親密だったという説もあり、イエスと子供をもうけていたという説もある。
・とにかく「謎」だらけ、謎めいた女
・映画『ダヴィンチコード』で、「モナリザ」は実はマグダラのマリアだった!という描かれ方をしている。
・聖母マリアと対になって「悪女」として描かれたり、物語のモチーフになることも多い!
美食探偵明智五郎の中で「マグダラのマリア」を名乗るオンナが、パリのルーブル美術館でモナリザに語りかけている部分がありましたが、
この「ダヴィンチコード」の説から、女はモナリザに話しかけていたんですね。
出典:ウィキペディア
美食探偵明智五郎の中の「マリア」は、自分を「マグダラのマリア」と重ね合わせていたわけですが、
悪女なのか聖母なのか、イエスとものすごく親密だったんか、それとも避けられていたのか、罪深かったのか実は一番の聖人だったのかなどなど、相反する解釈が多数ある、
本当に「謎めいた女性」というイメージで、彼女はとらえているみたいですね。
美食探偵明智五郎のマリアは「アダムとイブ」も意識しているみたい。
さてさて、美食探偵明智五郎の中で「マリア」は、自分と五郎のことを「アダムとイブ」という風に例えたりもしています。
随分とロマンチックな方ですね。
この「アダムとイブ」ですが、旧約聖書にて、神様が最初に作った「人間の男女二人」のことを指しています。
男がアダムで、女性がイブですね。
この「アダムとイブ」には有名名逸話がありまして、神様に「食べちゃダメだよ!」と言われていた「善悪の知識の実であるリンゴ」を食べてしまったことから、楽園を追放されてしまいます。
このとき、イブが「へび」にそそのかされてイブはリンゴを食べてしまい、それをアダムにも食べさせた、という逸話があります。
美食探偵明智五郎の「マリア」は、リンゴを殺人の道具にも使っていますが、こういった旧約聖書のモチーフを殺人に取り入れているんですね。
ちなみに、罰せられたのは人間だけでなく、蛇もそそのかしてリンゴを食べさせた罪で、一生這いまわって過ごすという罰を与えられたらしいです。
だから蛇はずっと這ってるんですね・・・。
まとめ
今回は美食探偵明智五郎にて、マリアが名乗っている「マグダラのマリア」の元ネタとなる物語や、アダムとイブの物語などに焦点を当ててみました。
「マグダラのマリア」に関しては諸説が沢山あるので、掘れば掘るほどどっちが正しいのかわからなくなりますが、
とりあえず一言で言えば「聖女なの?悪女なの?謎の多い女!」という風に記憶しておけば、間違いはないだろうと思います。
大体そんなイメージですね。
というわけで今回はここまで!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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