こんにちはうさぎ♪です。
2018年4月に放送されるドラマ『ブラックペアん』
嵐の二宮和也さん主演、「チーム・バチスタシリーズ」の海堂尊さんが原作の、春ドラマの中でもかなり注目の作品です。
さて、このドラマ、タイトルの「ブラックペアン」というものがネタバレに大きく関わっているのですが、この「ブラックペアン」にまつわる、似たような事件があるのかどうか、過去を調べてみました。
ちなみに、この「ブラックペアンにまつわる事件」がめちゃくちゃネタバレなので、ネタバレしてほしくない方は下から別の記事をお楽しみください。
ブラックペアンで二宮和也演じる渡海。原作ではただのエロおやじ? |
ドラマ『ブラックペアン』のネタバレから。
ここからはネタバレするので、嫌な人は見ないでくださいね。
ちょっと下までスクロールしましょう!念の為・・・。
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ドラマ『ブラックペアン』には原作があリます。
そしてこの『ブラックペアン』実は、小説の舞台、東城大学病院の教授、佐伯教授が「体内に残してしまっても、レントゲンにも映らない、焼いたら一緒に燃えてしまってバレないペアン」を指しているんですね。
ペアンとは「鉗子」といって、手術道具の一つ。一時的に止血をしたり、患部を強く「挟んで」置くことのできる手術器具です。
出典:https://www.kango-roo.com/sn/k/view/1796
佐伯教授は、「手術をしてしまえば成功数確率は低いが、ペアンを体内に残せば命を助けられる場合の事を考えて、このカーボンでできた真っ黒なペアンを用意していました。
医者としてあるまじき「器具の置き忘れ」でしか、患者を救うことができない、佐伯教授の最終結論だったんです。
さて、佐伯教授は「あえて」ペアンを体内に残していましたが、このような「体内に手術用具置き忘れ」という例、実際にどのくらいあるんでしょうか?
体内に「手術器具置き忘れ」ってどれくらいあるの?
では実際に、体内に手術道具を置き忘れた例ってどのくらいあるんでしょうか?
いろいろ調べてみました。
体内に30年間医療器具置き忘れ
これは比較的最近あったことですが、2017年の4月、病院が焼く30年間ある女性の体内に医療用器具を置き忘れていたことを認めていました。
30年間というとすごいですが、忘れていたのは、「ドレン」と言って、手術の際に血液や体液を体外に排出するための「チューブ」みたいなやつでした。
幸い、大事には至らず、摘出手術も無事執り行われ、現在は良好な状態らしいです。
「チューブ」みたいな柔らかいものだったから大丈夫だったんでしょうか・・・。
https://www.asahi.com/articles/ASK4Y001JK4XUBQU01F.html
80歳男性の体内に医療器具置き忘れ
こちらは別の件ですが、同じく「ドレーン」が残されていたそうです。
こちらも、摘出手術が行われ、とくに健康に問題はないそうでうす。
https://www.asahi.com/articles/ASK7J0QSLK7HUBQU00F.html
70代女性への体内に「ヘラ」置き忘れ!
今度は「ドレン」などではなくて、金属製の手術中に内蔵を安全の抑えておくための長さや苦30センチの(!)金属製のヘラが置き忘れられていたそうです。でかいよ。
さすがにでかいし硬いので、前出のドレンのようにはいかず、置き忘れた器具が原因で「腸閉塞」になり入院、そして発覚したのだとか。
ちなみに、置き忘れてから20日間、お腹の中にはいっていたそうです。
写真がこれ・・。信じられませんが・・・。
ガーゼは比較的よく「置き忘れる」?
今度は、手術中、患部の血をふき取ったりするのに大量に使用する「ガーゼ」の置き忘れ。
ガーゼは小さく、枚数も沢山使うので、手術中の医師はもちろん、ナースも枚数をきっちり管理して、体内への置き忘れがないように配慮しているみたいなのですが、それでも置き忘れは起こってしまうようです。
https://mainichi.jp/articles/20171220/k00/00e/040/288000c
ちなみにこのケースでは44年間体内にガーゼが入りっぱなしだったそうです。
過去の「死亡事故」に発展した事例も?
今度は手術の補助として使用した「金属製のワイヤ」を体内に置き忘れたため、このワイヤが心臓に突き刺さって出血、死亡してしまったという例もありました。
今まではあとで発覚して、摘出することで事なきを得た事例ばかりでしたが、やはり鋭利なものを体内に置き忘れると危険みたいですね。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23944980X21C17A1CN8000/
海外では、「38センチ」の「鉗子」が置き忘れられた事例も。
そしておそらくこれが一番の「大物」なのですが、比較的簡単な「腸の手術」をした患者さん、無事成功したはずの手術後、激しい痛みを感じ、再び検査してもらうと、腹部にはっきりと「手術用鉗子」が収まっています。
出典:https://gigazine.net/news/20080405_left_cramp/
なんだか漫画みたいな画像ですが、本当にあったことみたいです。たまったもんじゃないですよね。
こうしてみてみると、かなりの数「体内に置き忘れ」の事例がありました。
小説でも、長期間体内に器具を放置してしまうと、体内の組織と絡みついて手術も難航しているところが描写されていましたが、やはりものすごく危険なことなんですね。
正直、こういうケースの場合、解剖をしてもらわないと死因もわからないというケースもあるみたいなので、恐ろしいですよね・・。
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家族が同じようなことになったら、そのあたり、疑ってみてもいいかも知れませんね。
まとめ
というわけで今回はドラマ『ブラックペアン』に出てくる「体内に手術道具置き忘れ」問題について調べてみました。
小説の中の佐伯教授は「あえて」空き忘れたものでしたが、お医者さんでも「ついうっかり!」ということはあり得るみたいですね。
気を付けてほしいものですよね。
というわけで今回はここまで!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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コメント
誤字等のミスが多過ぎだよ。
あと、読んでて言葉遣いで、筆者が男性なのか女性なのか分からなくなる。
2018年4月に放送されるドラマ『ブラックペアん』→ブラックペアン
2017年の4月、病院が焼く30年間ある女性の体内 →病院が約30年
枚数も沢山使うので=同じ意味の言葉
レントゲンにも映らない→写らない
「手術用鉗子」がはっきりと収まっています。
はっきりと収まっています→はっきりと写っています。もしくはしっかりと収まっています。
摘出することで事なきを得た→摘出したことで
~ですよね。の、~「ね」が、多すぎ。