ブラックペアン:カトパン演じる”治験コーディネーター”って何?

2018春ドラマ
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こんにちはうさぎ♪です。

2018年4月に放送されるドラマ『ブラックペアン』

嵐の二宮和也さん主演、原作に「チームバチスタシリーズ」の海堂尊さんを迎え、春ドラマの中でも「高視聴率間違いなし!」なドラマですよね。

 

さて、このドラマになんと、2016年にフジテレビを退社された現在フリーアナウンサーの「カトパン」こと加藤綾子さんが女優として出演するらしいのです。

そして、何やら演じる役柄が、曲者ぞろいの医師たちと対等に渡り合う「治験コーディネーター」という役柄らしいのですが・・。

なんだそれ・・。

 

というわけで今回は加藤綾子さん演じる「治験コーディネーター」とはいったい何なのか、調べてみました。

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「カトパン」こと加藤綾子さん演じる「治験コーディネーター」

 

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ドラマ『ブラックペアン』の公式HPに、加藤綾子さんの出演情報が掲載されていました。

 

加藤が演じる木下香織は、元看護師で現在は治験コーディネーターとして、新薬や機器開発の治験の窓口となっている。“神の手”を持ち、絶対的権力を持つ東城大の佐伯教授(内野聖陽)や、“オペ室の悪魔”と呼ばれ、皆に恐れられている渡海といった面々と対等なやりとりをしていく。さらに、帝都大の刺客として東城大にスナイプを導入しようとする高階(小泉孝太郎)にも接触するなど、自分の信念を貫いて医療業界をけん引している人物である。
出典:http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/news/#n_song

 

真が強く、知的な雰囲気のする加藤綾子さんにとって、すごくハマり役なのではないでしょうか。ここまで「知的な」役柄を演じて説得力のある人も珍しいような気もしますね。
公式サイトには「治験コーディネーター」の説明もされていました。

 

医療コーディネーターは、現在の医療業界において、病院・研究室・製薬会社・医療機器メーカーを繋ぐ重要な役割を担っており、今作においても治験コーディネーター・木下香織は物語を引っ張る重要な人物となる。
出典:http://www.tbs.co.jp/blackpean_tbs/news/#n_song

 

簡単な説明ですが、これではちょっとわからないので、もっと詳しく見てみましょう!

 

 

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「治験コーディネーター」とは何?

 

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まずは、治験コーディネーターの「治験」とは何かを説明しますと、治験とは、厚生労働省から「薬」として承認を受けるために行う臨床試験のこと。

 

新しい薬を作る際、まずは動物から実験を始め、そこで問題がなければ、次は少数の患者さんやアルバイトなどを使って、人を使って薬の効果を確かめていきます。ここで問題がなく、狙った効果のある薬であると証明されれば、晴れて厚生労働省から承認を受け、薬として販売することができるようになります。

 

治験コーディネーターは、つまりこの「治験」にかかわるすべての人、医者、看護師、患者さん、製薬会社、臨床試験を行う機関などを円滑にサポートするのが、治験コーディネーターのお仕事なんだそうです。

 

具体的な仕事の内容ですが、治験コーディネーターとしての働き方には2通りあり、一つは「治験コーディネーター」として病院にやとわれて仕事をする場合。

 

この場合は、「治験コーディネーター」としてだけでなく、調剤や看護業務などの兼任で仕事をすることが現在では多いみたいです。

 

看護師もやりながら、治験コーディネートの業務をしていくということですね。

 

もう一つは、SMOと呼ばれる、治験コーディネーターを派遣する民会のサービス会社に所属する場合。

 

この場合は治験が行われるときだけに病院に赴いて仕事をするので、看護師や調剤などの兼任ということはなさそうですね。

 

仕事内容ですが、治験に関するデスクワークのほとんどすべて。製薬会社が主催するカンファレンスの資料作り、治験に必要な資料や書類の作成、試験で得られたデータの管理など、非常に多岐にわたります。

 

なおかつ、治験を受けてくれる患者さんに対するケアも必要になってきます。治験を受ける患者さんに説明をしたり、精神的な不安を取り除いたりなど、精神的なサポートももちろんのこと、体調の変化にも気を付ける必要があるなど、結構重要なお仕事みたいですね。

 

 

 

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治験コーディネーターになるには?資格は?

 

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さて、ではこの治験コーディネーターになるにはどうすればいいんでしょうか?

 

先ほども触れましたが、治験コーディネーターは、病院につとめるか、SMOと呼ばれる派遣会社殻派遣されるか、この二通りだけ。

 

そしてあくまで「治験コーディネーター」は職種の名称なので、資格試験などはないそうです、

 

ただ、業務を行う上で、医療や薬剤に関する専門知識は必須、なので、看護師資格を持っている人を再硫黄の条件にすることが多いみたいです。ただ「知識」が重要なため、実務を問われないこともあるんだとか・・。

 

 

 

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治験コーディネーターの年収は?

 

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次に気になるのは「年収」ですが、治験コーディネーターの給料は比較的安定しているみたいです。

 

一般的には月30万前後。勤続年数が5年ほどになると、年収500蔓延前後、大手の場合は700万前後になることもあるんだとか!ボーナスももらえ、しかも土曜日日曜日も休みをとれる可能性が高いらしいです。

ただ、注意が必要なのが、職場によっては「ノルマ」が課せられる場合も。

 

治験には、ある一定数以上の「症例」つまり、どのくらい数の人で試して、データを得たのかが重要になってきますが、職場によってはそれが「ノルマ」になっているところもあるみたいです。

 

症例が集まらなければ、薬として認められませんからね。

 

場所によっては「出来高制」というハードな環境もあるみたいですぜ。

 

 

 

 

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ドラマ『ブラックペアン』にて、加藤綾子さんが演じるのは?

 

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ドラマ『ブラックペアン』にて加藤綾子さんが演じる木下香織という役柄ですが、物語を引っ張る重要な役割を担っているということで、女優初挑戦の加藤綾子さんの演技が注目されますね。

 

おそらくですが、病院に新しい「新技術」として持ち込まれる「スナイプ」に関するいろいろなことにも関わってくる存在になりそうです。

 

ただ、二宮さんのファンと思われる方からは、ちょっとだけ評判が悪いようですが・・。

 

「ニノのブラックペアン、カトパンが台無しにしそう」

「ブラックペアンでカトパンとにのがプライベートで何もなければいいけど」

「いますぐカトパン降りないかな?無理かな?カトパン嫌いなんだけど久々のニノの主演ドラマなのに…はは」

 

才色兼備の加藤綾子さんが二宮さんに近づくというだけでかなりの精神的なストレスみたいですね(笑)

 

今まで、単発のドラマに出演することはあった加藤綾子さんですが、今度は大注目のドラマの、しかも結構重要な役どころ。「下町ロケット」のアヤパンこと高島彩さんも結構重要な役柄でしたが、今回はどんなふうになるのか、楽しみですね。

 

でも、結局、そこそこいい演技を見せてくれるんだろうなあと思います。

 

 

 

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まとめ

 

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今回はドラマ『ブラックペアン』に出演する加藤綾子さん演じる「治験コーディネーター」という職業について調べてみました。

 

調べてみると、仕事もやりがいがあり、待遇も悪くなさそうですが、医療にかかわる大事なお仕事だけに、そこには医療に対する熱い思いがないと続けるのは大変そうですね。

 

というわけで今回はここまで!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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コメント

  1. medic より:

    治験コーディネーターについて、よく調べてありますね。
    普段、あまり世間で話題になる職種ではなく、
    せっかく紹介する機会ですので、数点、コメントさせて下さい。

    > 製薬会社が主催するカンファレンスの資料作り

    これは、CRAと呼ばれる別の職種の人が行うことが多いです。

    > ノルマ

    誤解を招きそうなので、以下補足させて下さい。
    治験を行う際には、事前に計画書が作成されます。
    そして、その計画書について、科学的、倫理的な側面から審査が行われます。
    その計画書には、どのような方を対象として研究を行うかが細かく記載されてあるので、その条件に一致した患者さんを探し出すのが、CRCの重要な仕事の一つです(探さないと見つかりません)。←ノルマとはこれのことでしょうか?

    そして、対象となる患者さんに対しては、研究の内容を説明し、患者さんに参加するか伺います。
    そこで拒否されたとしても、CRCが責めを受けることはありません。(CRCは予め作成された計画について説明するだけなので)

    かつては、臨床試験に対する規制がなく、様々な非人道的な研究が行われました。
    その反省から関連省令などの規制が作られ、規則に則り医学研究を行うために、CRCという職種が生まれました。

  2. 匿名 より:

    治験について解釈が誤解されるドラマです。
    一つ。
    medicさんの仰るように、患者さんが同意しなくともCRCは責めを受けません。
    また患者さんへも高圧的に治験参加説明はしませんし、患者さんが同意拒否しても不利益は被らないようにすると世界規模での人権が守られています。
    二つ目に、負担軽減費を高額支払いすることは倫理的科学的に問題になるためそんな事は出来ません。
    一括前払いもないですね。
    3つ目に安全性情報隠蔽での実施ゴリ押しですご、あり得ないです。安全性情報を全て提出した上で治験審査委員会、必要であれば倫理委員会にて審査されます。また、委員会には必ず外部の病院等と利益関係がない人の参加が求められて、その方達の賛成が得られないと委員会は成立しません。

    フィクションですが、間違った認識をされる事は良くないと思いますのでコメント致します。

  3. うさぎ より:

    コメントありがとうございます。

    情報を補足してくださり、非常にありがたく思います。

    ドラマにて加藤綾子さんが演じている『治験コーディネーター』は、原作の小説にはない人物で、原作で渡海先生に接待を繰り返していたのは「製薬会社の営業」さんでした。

    今回の実写化にあたり、「製薬会社の営業」を「治験コーディネーター」にしたところに、ちょっと無理が生じているんでしょうね。

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