ペンギンハイウェイ:原作小説がつまらない理由。森見ファンには不評?

ペンギンハイウェイ
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こんにちはうさぎ♪です。

2018年8月17日(金)に全国ロードショーが始まるアニメ映画『ペンギンハイウェイ』

 

研究熱心な小学4年生の少年「アオヤマ君」が、近所の素敵なお姉さんと、突然発生した謎の「ペンギン」の謎を解き明かしていくというSF物語です。

 

声優に、北香那さん、蒼井優さん、西島秀俊さんなど豪華なメンバーが集結し、かなり気合の入った作品に仕上がっているようですが、なにやらこの原作小説が「つまらない」のでは?とちょっと話題になっているようで・・。
というわけで今回は、アニメ映画『ペンギンハイウェイ』の原作小説が「つまらない」のかどうかを調べてみようと思います。どのように評価されているんでしょうか・・。

 

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映画『ペンギンハイウェイ』の原作小説は「つまらない」?

 

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出典:アマゾン

というわけで原作小説である森見登美彦さん著『ペンギンハイウェイ』の「悪いほうの」レビューを見てみようと思います。

(レビューはアマゾンのレビューを参考にしています)

 

長くて飽きてしまって、なかなかページが進まなかったです。これが著者の世界観なのかもしれませんが、かったるかったです。」

どこまで読んでもSFらしくならないまま、終わってしまいました。長い割には登場人物にリアリティーも感じられず、なるほど、という点もありません。」
「お話の中心となる不思議な現象は、SFと捉えるにせよファンタジーとして捉えるにせよ魅力的ではなかった。

「SF大賞?ですか?これ。ファンタジー色が強いような。長くて飽きてしまって、なかなかページが進まなかったです。」

「著者の他の本は非常に面白く、期待して読みましたが残念ながらこれは私にはあいませんでした。

森見作品で唯一、最後まで読む前に飽きてしまった作品…」

「低評価」をしているレビューの傾向をまとめてみると、どうやら、今までこの小説の作者である森見登美彦さんの「ファン」であった人ほど、評価が低い傾向があるみたいでした。

 

「森見さんの作品はファンタジーなんだけどどこか有りそうな無さそうな現実とファンタジーの境目の様な奇妙さを楽しみたいという所がある。この作品に関しては全力でファンタジーされてしまったので入り込めない。」

今まで、「SFなんだけど、どこかファンタジーもある」ような不思議な雰囲気が魅力だったものが、

今回はSFというよりは完全に「ファンタジー」っぽくなってしまい、そこが森見さんファンから「つまらない」と評価されている理由みたいです。

 

「森見登美彦の作品にありがちだった奇怪軽快な台詞回しや何もかもごった煮にした小汚い世界観は皆無です。」

今回の作品、主人公が小学校4年生の男の子だからなのか、いつもの森見さんの作品にある「奇怪軽快な台詞回しや何もかもごった煮にした小汚い世界観」みたいなものが感じられないという意見もありました。
そのほかの悪い評価では、「途中で挫折してしまった」「最後まで読む前に飽きてしまった」という評価もありました。
とにかく、この作品『ペンギンハイウェイ』は、今までの森見さんの作風を期待していた人ほど、悪い評価をしていることがわかりました。

 

 

 

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原作小説『ペンギンハイウェイ』今度は”いい評価”をまとめてみました。

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今度は、この小説を高く評価している人のレビューを見てみましょう!

 

「ファンタジーの要素においては他作品の追随を許さない。」

「アオヤマ君とお姉さんはもちろんのこと、その他のキャラクターも魅力的であり素敵。感覚的には、いわゆる『日常系』と呼ばれるアニメを見ているような感じだった」

他の森見作品とは異なる文章や登場人物です。」

「読み始めた当初は、何が何だかよく理解できず、支離滅裂の登場人物、周りの状況 もう少しで放り投げるところでした。

中盤までは森見さんらしくたんたんとしていて、毎日10分だけ読むのに適していましたが、クライマックスに近づくにつれページめくりが止まらなくなります。」

「森見登見彦さんがこんなさわやかなファンタジーを書けるなんて、正直驚きました。
今まで知ってる森見ワールドとは全く違う一面を知りました。

やはり、評価の中で目立つのが「今までの森見作品とは違ったテイスト」という評価。

 

そこが「良かった」人と「悪かった」人とで分かれているんですね。
そして、「良かった」と評価している人の中にも「最初は淡々とし過ぎていて、よく理解出来なかった」という評価もありました。こちらは、悪い評価、いい評価ともに共通している点ですね。

 

 

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原作小説『ペンギンハイウェイ』は、どこが面白い?

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いい評価と悪い評価を並べてみましたが、人によって「好みの分かれる作品」だということは間違いなさそうです。

 

では、この作品を「良く評価」している「面白い」と思っているひとは、どのあたりが「面白い」と思っているのか、そのあたりをすこし並べてみました。

 

「読み終わった後、少し気の抜けたような温かく懐かしく切ない、そんな読後感を持ちました。」

ラストは少し悲しくなる。読み返したくなる一冊。」

「アオヤマ君とお姉さんはもちろんのこと、その他のキャラクターも魅力的であり素敵。

奇想天外な出来事は、森見作品初体験のヒトには全く理解できないかもしれませんが、読んでて単純に楽しい。これが映像化されたら、さぞかし面白いだろうな。」

大人も楽しめる児童向け冒険小説といった感じを受けました。」

 

人によって感じ方は違うようですが、どこか「温かくて切ない」そんな読後感を感じる作品みたいですね。

 

中には「映像化してほしい!」というコメントも結構ありました。

 

今回、みなさんの念願中って映像化、映画化されるわけですが、映画のほうの評価はどのようになるのか、今から楽しみです。

 

 

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原作『ペンギンハイウェイ』筆者も読んでみた感想。

筆者もこの映画の原作小説『ペンギンハイウェイ』を読んでみたのですが、確かにみなさんがおっしゃる通り、物語が大きく動き出すまでに、かなーりまったりした「少年から見た世界」の描写が延々と続くので、面白くなるまでに時間がかかった印象でした。

 

最終的には面白くなっていくのですが、そこまでに飽きてしまったりめんどくさくなってしまった場合、「つまらない」という評価になるものわかる気はします・・。

 

この辺りをアニメ映画版では、どのように克服していくんでしょうか?楽しみです。

 

 

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まとめ

matome

今回は映画『ペンギンハイウェイ』の原作小説が「つまらない」と言われる理由についてまとめてみました。

 

この作品、今までの「森見」作品を期待して読めば読むほど期待外れみたいですね。

 

もちろん、好きになれる人もいたみたいですが、今までの文章やキャラクターと違いがありすぎて、ついていけなくなった人が多数いたみたいでした。

 

決してこの原作小説が「つまらない」わけではなく、単に「好みの分かれる作品」だということがわかりました。
今回、アニメ映画化されますが、映像化も期待されていたこの作品、どのような仕上がりになるのか、今から楽しみですね♪
というわけで今回はここまで!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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