発売日が2020年7月17日に決定したかなり注目されているゲーム作品、
『ゴーストオブツシマ』
開拓時代の無法者を描く「RDR2」も良いけど、鎌倉時代の変革を描く「ゴーストオブツシマ」も期待膨らむよね!!! – https://t.co/RqK8bDvnXz pic.twitter.com/ldYwhD7Qlf
— PS4ProNEWS (@psneolog777) 2018年11月9日
『隻狼』『仁王2』など、和風アクションゲームが最近人気ですが、その中でもかなり楽しみにされているタイトルです。
さて、今回はこのゲーム
『ゴーストオブツシマ』の舞台となる対馬、
そしてこのゲームのストーリーが史実に基づいたものなのかを見てみようと思います。
ゴーストオブツシマの舞台はやっぱり対馬?
『ゴーストオブツシマ』とかいうゲームのトレーラー見たんやけど https://t.co/w13YTTxZeT #PS4 #ゴーストオブツシマ #ghostoftsushima pic.twitter.com/KdjiQgh5Uy
— PS4速報! (@ps4soku) 2018年6月25日
ではさっそく。ゴーストオブツシマの舞台はどこなんでしょうか?
ツシマっていうくらいだから「対馬」なんでしょうけど・・・。
『Ghost of Tsushima(ゴースト オブ ツシマ)』は、蒙古襲来をテーマとしたオープンワールドゲームだ。
モンゴル帝国に攻め込まれた1274年の対馬が舞台となっており、プレイヤーは侍のひとりとして反撃に出る。
出典:https://automaton-media.com/articles/newsjp/20180901-75320/
1274年、対馬に大量の『モンゴル帝国軍』が攻め込み、
故郷をめちゃくちゃにされた主人公「ジン」が故郷をモンゴル軍から救うために一人戦いを始めるという物語です。
この1274年のモンゴル帝国の襲来、
一般的には「元寇」と呼ばれているもの。
元寇(げんこう)とは、日本の鎌倉時代中期に、当時中国大陸を支配していた大元王朝およびその属国である高麗王国によって2度にわたり行われた対日本侵攻の呼称である。
1度目を文永の役(ぶんえいのえき・1274年)、2度目を弘安の役(こうあんのえき・1281年)という。蒙古襲来とも。
特に2度目の弘安の役において日本へ派遣された艦隊は、当時世界最大規模の艦隊であった。
主に九州北部が戦場となった。
出典:ウィキペディア
2度あったこの元寇の「一度目」があった
1274年がこのゲームの舞台になっているんですね。
ちなみに、このゲームの舞台「対馬」はここ。
出典:グーグルマップ
長崎県の対馬市ですが、かなり韓国に近いんですね・・。
そして、思っていたよりも広い島なんですね。
ゲームの舞台はこの「対馬」が舞台。
オープンワールドのゲームをつくるにあたってやはり「島」という設定がよかったそうです。
理由はいくつかあります。第一に、対馬は島であり、オープンワールドゲームの舞台として理想的です(笑)。第二に、日本に対して初めて火薬の武器が使われたという、象徴的な戦いだったからです。そして最後に、大規模なモンゴル軍が襲来しているため、たくさんの敵をバッサバッサと斬り伏せられる。ここはジンの故郷ですから、侵入してくる敵は誰を斬ってもかまいません。
出典:https://psneolog.com/archives/62711
私たちが日本史の教科書で習った「元寇」では「神風」によって難を逃れたと教わりましたが、
実はこの「対馬」は相当な被害を受けたのだそうです。
ゴーストオブツシマの舞台「対馬」元寇で最初に攻め込まれた島
当時、朝鮮半島を含む中国大陸一帯はフビライハン率いる
モンゴル軍が制圧していました。
日本と国交を続けていた高句麗もフビライハンによって征服されていました。
今まで日本と国交を続けていた高句麗は日本との交流をモンゴルに勧めるのですが、
最終的に日本はフビライハンに攻め込まれることに。
そして、その際、どうしても地理的な理由から、
最初に戦場になってしまったのが対馬だったんですね。
文永11年(1274)10月5日に元軍は15,000から25,000人の主力軍、5,300から8,000人の高句麗軍、726から900艘の軍船が対馬の小茂田浜に襲来しました。
出典:https://history-men.com/genko/
ゴーストオブツシマの舞台『ツシマ』での元軍の「残虐行為」
日本側も元軍の襲来に備えていたとはいえ、対馬に全軍を待機させるわけにもいかず、
大量の軍隊により制圧されてしまった対馬でしたが、
そこではむごい殺戮が繰り広げられたと言われています。
元軍は対馬で罪のない多くの住民たちを殺害したとされ、その殺戮はとてもむごいものでした。
元軍に捕らえられた女性は、元軍の盾として立たされ、また元軍に捕らえられた子供200人は、労働力になるとしてフビライハンの娘・クトゥルクケルミシュに献上されるなど非人道的な行為が行われました。
出典:https://history-men.com/genko/
このような歴史があった「対馬」がこのゲームの舞台となっているんですね。
元寇によって故郷を奪われた主人公「ジン」が、
対馬からモンゴル軍を追い払うために戦いを始めるという物語なんですね。
史実に基づいてはいるが、史実通りに作られている話ではない。
このゲーム『ゴーストオブツシマ』ですが、
史実に基づいて作られてはいますが、
歴史そのままに作ったわけではないみたいです。
モンゴル軍は対馬を占領し、島民を苦しめています。
本作の物語はオリジナルのフィクションであり、史実をもとにインスピレーションを受けながらも、歴史そのままに作ったわけではありません。
実際のモンゴル軍は対馬を蹂躙し、長く占領することはありませんでした。
しかし、その史実がインスピレーションを与えてくれて、本作オリジナルの物語を形成しているのです。
出典:https://psneolog.com/archives/62711
このゲームでは、モンゴル軍が対馬を占領して島民を苦しめている、
そこに「ジン」がやってきて反旗を翻すことになるという物語ですが、
先ほどの史実の通り、
モンゴル軍はここにとどまらず、すぐに次の戦場へと歩みを進めています。
史実に基づきながらも、歴史とは違う「フィクション」を描いているみたいですね。
ゴーストオブツシマには、実在の建物や寺院は出てくる?
さて、実在する場所が舞台となると、やはり気になるのが
「実際にある建物はゲームにも出てくる?」
ということですよね。
実際の対馬にあった風景にインスパイアされているので、コピーではありませんが、実在したものをもとに表現しています。
鳥居が海に続く、和多都美(わだつみ)神社に似たロケーションも登場します。
実在する美しい風景を、どれだけゲームに盛り込み、どんなストーリーを持たせるか。私たちにとって、とても野心的なチャレンジになっています・
出典:https://psneolog.com/archives/62711
どうやら、
対馬に実在する和多都美(わだつみ)神社
に似たロケーションも登場するそうです。
2018/6/16 長崎県和多都美神社 pic.twitter.com/SqHyzPTKqt
— サラリーマンの写真投稿bot (@photo_ryman) 2019年1月31日
和多都美神社(前編)をUPしました。https://t.co/iCMCtUA2dl pic.twitter.com/T0bUAQ5Uxl
— nakamura (@gottanoshimi) 2018年6月28日
建物などもできる限り当時の物を再現しようと努めているみたいで、
そちらもかなり楽しみですね。
まとめ
今回は大注目のゲーム『ゴーストオブツシマ』の舞台と、史実に基づいたストーリーなのかどうかを調べてみました。
舞台は実在する「対馬」が舞台で、史実をもとにした「フィクション」を描いているゲームだということもわかりました。
製作しているのは海外のメーカーではありますが、日本のスタッフや専門家にフィードバックを得て、できるかぎり当時の日本の雰囲気を再現しようと努めているみたいです。
トレーラーでは暗い画面ばかりですが、実は美しい日中の場面も多くあるみたいなので、日本のかつての美しい自然も再現されている様子です。
いやはや、かなり楽しみになってきました。
残念なのは、これが『PS4』限定のソフトだということですね。できればPCでも遊びたかったですけどね・・・。
というわけで今回はここまで!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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