2019年3月に発表されたグーグルのゲームサービス『STADIA(ステイディア)』
具体的にどんな感じかいまいち想像できないのだけど、なんかおもしろ楽しそう! 今後の動向に注目。将来的に日本への適用は…どうだろ #news → https://t.co/Xu9bOhbKlO
— ツキミネコ (@tsukimicat) 2019年3月22日
読み方は「ステイディア・スタディア」と割れているみたいですが、そのうち「ステイディア」に統一されるのではないかと感じております。
さて、このサービス『STADIA』は、クラウドゲームサービスということで、いつでも自在に「端末を変えられる」という利便性が一つのウリになっています。
だがしかし、このサービスはあくまでも「グーグル」のサービス。
つまり、iphoneを扱っている「apple」とはライバル会社になるのですが、ここである一つの問題が持ち上がってきています。
どういうことなんでしょうか?
googleのゲームプラットフォーム『stadia』ではクロスプレイは当たり前?
xcloudやSTADIAがスイッチで遊べる?クラウドゲームは任天堂と共存する方向なのかも
グーグルゲームサービス『STADIA(ステイディア)』はiphoneではプレイできない?
クラウドゲーミングGoogle StadiaはiPhone非対応。 https://t.co/i5Yv7hgQ9k pic.twitter.com/NPfDYg21V9
— Taichi2931 (@Taichi2931) 2019年3月22日
このグーグルのゲームサービス『STADIA』なのですが、クラウドゲームサービスなので、自分がもしテレビでゲームをプレイしていて、突然外出することになっても、そのままの状態で「スマホで」プレイが継続できるようになるらしいです。
『STADIA』の発表のときにもデモンストレーションがされていましたが、これこそ「未来!」って感じのサービスですよね。
テレビだけでなく、パソコン、タブレット、スマホなど、いろんな端末で遊ぶことができるようになるみたいです。
ただ、先程も触れましたが、このサービスはあくまでも「グーグル」のサービス、つまりiphoneの会社である「apple」とはライバル会社なんですね。
なんと、このサービス『STADIA』が、実は「iphone」では使えない可能性ができてきているらしいです!
『STADIA』の公式発表で・・・。
大体的に発表が行われた『STADIA』ですが、こんな記事があります。
ただしiOSは除く
Stadiaの料金設定などの詳細は、夏に発表される。いまのところStadiaは、開発者コミュニティに限定してサーヴィスを提供するという。
「どこでも、どんなデヴァイスでも」というキャッチコピーは魅力的だが、現実はいささか異なるようだ。2019年後半にStadiaのサーヴィスが始まると、Chromecast端末、Chromeブラウザーを使ったパソコン、Chrome OSを搭載した端末、そしてグーグルのスマートフォン「Pixel」のアプリから利用できるようになる。
そう、iOSには対応しない。たとえiPhoneやiPadからChromeブラウザーを使ってもだ。プラットフォームの戦いは、クラウドにおいても続いていく。
出典:https://wired.jp/2019/03/20/google-stadia-cloud-gaming/Googleはサポートされるデバイスについて「後日正確な情報を発表する」と述べたが、iOSデバイスをサポートするのかという質問に対して「スタート時点ではPixelデバイスに焦点を当てていく」と強調した。
出典:https://japanese.engadget.com/2019/03/21/google-stadia/
つまり、最終的にはどうなるかわかりませんが、とりあえず当面の間は、「ios」つまり、「iphone」や「ipad」では使うことができない!ということがわかりました・・・。
日本ではかなりスマホのシェアがiphoneが多いので、非常に残念ではありますが・・。
ただ、iphoneのシェアが高いのは日本だけではなく、海外でも無視できる規模ではないので、将来的には対応してくれるようになるのでは?と感じているのですが、どうなんでしょうかね。
iphoneの世界的なシェアはどのくらい?
さて、今回のグーぐりのサービス『STADIA』が無視しようとしている「iphone」の存在ですが、現在世界的にはどのくらいのシェアがあるもんなんでしょうか?
2017年時点での世界的なスマホosのシェアを見てみると、
android 71.9% ios 19.6% その他 8.5%
となっており、世界的に見るとアンドロイドのほうが圧倒的にシェアが高いことがわかります。
これはすごく意外でしたね。日本に住んでいるとiphoneのほうが圧倒的に多いですからね
ちなみに、日本のシェア比率は
ios 68.6% android 30.4% その他1%
です。シェアの高さがよくわかりますね。
こうなると、今度のグーグルが展開していくサービス『STADIA』は、別にiphoneなんか意識しなくても全然余裕で勝てるような気がしてきますが、事情はちょっと違うみたいですね。
世界的には多くのシェアを持っているアンドロイドOSですが、今度のサービス『STADIA』が始まる地域は、アメリカやヨーロッパなどの地域が中心。
通信速度の関係で、距離が離れているアジアなどは当初はサービスの対象外となります。
世界的なシェアが高いアンドロイドですが、実は多くのシェアを「アジア」が締めていて、アメリカ・ヨーロッパを始めとする欧米では、結構「iphone」のシェアが高いのが現状なんですね。
出典:https://xera.jp/entry/iphone-android-share
この図を見てみると、iphneのシェアが高いのは別に日本に限ったことじゃなくて、オーストラリアでもアメリカでもカナダでもイギリスでも、結構高いことになるんですね。
つまり、今度のグーグルのサービス『STADIA』の恩恵を、アメリカの半分の人が「受けられない」とい事態になるんですね。
もちろん、このサービス「STADIA」を機に、グーグルは自身が発売しているスマホのシェアを拡大していきたいという狙いがあるのでしょうが、サービス開始当初は、「やりたいけどできない」という人があふれることになるんだなあと・・。
そうなると、現時点では「ものすごい」ことだと、「ゲーム業界の革命だ」と騒がれていますが、最初から「爆発的に」普及するわけではなく、じわじわと着実にシェアを拡大していくことになるんだなと感じました。
たとえグーグルといえど、ゲーム業界をいっぺんに塗り替えることは難しいということなんでしょうね。
と思ったら、アンドロイドでも使えない?
googleのストリーミングゲームサービスStadiaに期待してたけどChromecast、ChromeOS、PCのChromeブラウザ、スマホだとPixelのみって展開らしく(初めのうちだけかもだけど)Android全切り状態じゃコケるとしか思えない・・・
— バサラ (@basara721) 2019年3月22日
これまで「ios」と「アンドロイド」とういシェアの対比で見てみましたが、実は現行の「アンドロイドos」を使ったスマホからも、今回のサービス『STADIA』は「使用できない」みたいです・・。
ん?どういうこと?
先程の文章をもう一度詳しく見てみたら・・・。
iOSデバイスをサポートするのかという質問に対して「スタート時点ではPixelデバイスに焦点を当てていく」と強調した。
アンドロイド端末とは言ってない・・・。pixelデバイスだって言ってますね・・・。
つまり、アンドロイド端末ではなくて、今グーグルが一生懸命普及に力を入れているスマホ「pixel」からしか使用できないということらしいんです。少なくとも最初は・・・。
現在頑張ってシェアを拡大している「pixel」ではありますが、今回のサービスが開始されるのは2019年内なので、
開始当初はほとんどの人がこの「スマホとテレビの連携」の醍醐味を味わうことができないんですね・・・。
アメリカの半分どころか、『PIXEL』スマホを持っている人だけの限定サービスです。荘きくと、すげえスケールが小さく聞こえますね・・・。
まあ、これを機に、ピクセルスマホの普及拡大をもくろんでいるのでしょうが・・・。こんなふうにされると、ちょっと反感を感じてしまうような気も・・・。
サービス発表当初は夢みたいなサービスに思えましたが、実のところ、サービス開始当初はそれほど派手なことにならず、やっぱり地道にシェアを拡大していくことになるんだなあと思いました・・。
これを機にグーグルの「ピクセル」に機種変更する人も出てくるかもしれませんけど、今後ゲーム業界がどのようになっていくのか、全然わからない状態ですね。
ただ、少なくとも今回の 『STADIA』が、ゲーム業界を「完全に支配する」という単純な構図にはならなさそうです。あくまでも、数あるゲームサービスの一つの「形」としてしばらくは存在していくことになりそうですね。
まとめ
今回は2019年に開始されるグーグルのサービス『STADIA(ステイディア)』についてまとめてみました。
とりあえず、開始当初はスマホだけでなく、とりあえず「日本」でもサービスが開始されないので、正直しばらくは全然関係ないという寂しい状況が続きますね。
それにしても、最初は「iphone」だけが「仲間はずれ」かと思ったら、実はアンドロイド端末も「仲間はずれ」だと言うことが判明し、もはや「仲間はずれ」ではなく、非常に限られた人たちへのサービスなんだということがわかって、びっくりしましたね。
ただ、このサービスがきっかけで、日本のゲーム業界も大きく変わってくるかもしれないので、その点のおいてはいいことかもしれませんね。
さて、これからどうなるのか、すごくワクワクですね。
というわけで今回はここまで!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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