こんにちはバシタカです。
2020年冬に発売が予定されている『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~』
[トピックス]シリーズ最新作、『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』はNintendo Switchで2020年冬発売! #NintendoDirectJP https://t.co/DmbbqMr4GA pic.twitter.com/Ae5Pxa0v4C
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) March 26, 2020
個人的には2020年12月初旬くらいに発売すると睨んでいますが・・。
だって、さくまあきらさんが、だって『桃鉄』は年末ですから。って言ってるしね。
さて、今回の新作『桃太郎電鉄~昭和 平成 令和も定番!~』ですが、
イラストが今までの『桃鉄』と違って、新しく生まれ変わっていますよね。しかも大幅に!
貧乏神なんてきちんと服着てるし!
正直、「今までのイラストがよかった」なんていう意見も少なくないのですが、今回のイラストが変更された原因に、実は「あのゲーム」が関係しているみたいなんですよね。
参考としての知っておくと楽しめる豆知識だと思うので、今回ご紹介いたします!
桃太郎電鉄2020新イラストに変わった理由!実はあのゲームが原因?
ほぼ桃鉄みたいなゲーム発見した。
ビリオンロード -Switch https://t.co/dJWSEwIeSE
— p (@atnra5) June 6, 2020
『桃太郎電鉄』というタイトルは、1988年に発売されて以来長い歴史をもつタイトルですが、ハドソンがコナミに吸収合併される際に、『桃鉄』の産みの親である「さくまあきら」氏とコナミ側とにトラブルが発生し、それ以来新作が作られていないという状態になっていました。
2016年末に任天堂から『桃太郎電鉄2017 たちあがれ日本!!』がリリースされ、再びシリーズが復活するのか?とおもいきや、こちらも単発で終わってしまい、
もう『桃太郎電鉄』は作られないのでは?という状態になっていました。
ところが、2018年『桃太郎電鉄』の製作に携わっていた旧スタッフ、井沢ひろし氏と土居孝幸氏によって『ビリオンロード』というゲームが発売されたのです。
内容は、とにかく『桃鉄』っぽい。いやほとんど『桃鉄』
タイトルこそ違えど、イラストも、ゲーム内容もほとんど『桃鉄』で、ちょこっとオリジナル要素があるくらいの作品に仕上がっていました。
画面を見ていただくとわかりますが、今までの『桃鉄』のイラストを担当していた土居孝幸氏のイラストを使用しており、やはり『桃鉄』感満載のゲームで
「めちゃくちゃ影響うけてんなあ(棒読み)」
とうなってしまうほどの出来上がりでした。
今度発売される『桃太郎電鉄2020』のイラストは、かつての『桃鉄』のイラストレーターである土居孝幸氏ではなく、
『ぷよぷよ』などのイラストを担当されている竹浪秀行さんに変更されているのですが、
今回の変更の「原因のひとつ」には、この「ビリオンロード」の存在があったみたいなんです。
2019年東京ゲームショウでイラスト変更の理由が説明された。
2019年の東京ゲームショウにて、『桃太郎電鉄2020』の最新情報が発表された際、コナミの岡村氏がこのように応えていました。
キャラクターについて、竹浪氏とどのように相談して決めたのかと問われると「正直なところ、土居さんのキャラクターが競合他社の顔になってしまったので使えないし、お互いに気まずい。そしてもう1つは、ここから先10年20年『桃鉄』というものを残していくためには、竹浪さんの方が良いかなと。つまり、前向きな判断をしたということです」と桝田氏は答えてくれた。
出典:https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1207095.html
このインタビューの中ではっきりと
土居さんのキャラクターが競合他社の顔になってしまったので使えない
とコメントしてました。これはもうはっきりと『ビリオンロード』のことを指していますね。
確かにまあ、土居さんのキャラクターが使われてしまった後で、またあのイラストを使用するのは少し違和感がありますよね。
もしかしたら今回の『桃太郎電鉄2020』も、できることなら土居さんのイラストにしたかったかも知れませんけどね。
「正直、絵が変わるということに対しては、怖いです。プロデューサーとしても、どうすべきかもの凄く考えたこともありました。結果として、ここから先30年『桃鉄』を発売していくときに、しっかりと顔になるキャラクターにすべきじゃないかということで、さくま先生含めた製作陣として自信をもったキャラクターに変えました」と、岡村氏も続けた。
出典:https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1207095.html
今まで『桃鉄』の「桃鉄らしさ」だった土居さんのイラストを変えてしまうことにはやはり怖さがあったみたいです。事実好意的に受け取っていないファンもいるみたいですしね。
イラストが変わったもう一つの理由としては、これから『桃鉄』を30年先まで見据えて、新しいスタートという意味合いもこもっているらしいです。なので、『桃太郎電鉄2020』を境に、これから続編がどんどん出てくると考えてよさそうです。
ライバル作『ビリオンロード』に対しての発言も!
この東京ゲームショウのイベントの中で、もうひとつ印象的だったコメントを紹介します。
今作に“定番”と入れることになったのは桝田氏のアイデアだと紹介されたあと、どのようなゲームになるのかを続けて聞かれると
「これまでと基本的には変わりません。『桃鉄』のゲームデザインとして1番優れている点は、
ゴールした瞬間に次の目的地が設定されるという、終わらないスゴロクを作ったことですね。
パクるのであれば、そこの部分を大事にしてパクって頂きたいなと思います」と、
ライバルタイトルに向けてと思われる強気のコメントを披露したのが非常に印象的だった。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1207095.html
上のイラストの件でのインタビューでもそうですが、やっぱり「ビリオンロード」をかなり強く意識しているみたいですね。
大人の事情でいろいろとあったことがうかがわれるようなコメントですが、いろいろあったんでしょうねw
わざわざ「パクるのであれば、そこの部分を大事にしてパクって頂きたいなと思います」と挑戦的なことまで発言しているので、いろいろあったんでしょうねw
まとめ
今回は、新しく発売される『桃太郎電鉄2020』のイラスト変更の理由について見てみました。
イラストがわかることで「コレジャナイ」と感じている人は多いみたいですが、こういった事情があったんですね。
なんだかいざこざがあって、最近リリースされてこなかった『桃鉄』ですが、これを境にまたシリーズが再開するみたいなので、それ自体はうれしいことですよね。
というわけで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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